毎週金曜日は、千葉市のママさんバレーの練習日。昨夜は、恒例のお花見。練習は小一時間で上げた。先月からサーブをオーバーハンドで上げる練習をしている。多少のスピードボールでも恐怖感もなくオーバーハンドで上げれるようになってきた。あとはコントロールである。
さて、近くの公園に皆さん持ち寄りの飲み物や食べ物を持参し、いよいよ宴会の始まりである。持ち寄りのなかにはガス付きのおでん鍋まである。豚汁も鍋ごと追加された。子供たちも参加している。しばらくして、お父さんたちも寄ってくる。いつも子供たちの面倒を見てくれる独身の「けんチャン」もウクレレと焼酎のボトルを持参でやってきた。練習に出れず、遅れてやってきたママさんは、たこ焼きをお土産に持ってきてくれる。監督が外部コーチしている中学校の卒業生も練習に参加して、そのまま夜桜見物に参加してきた。三世代が良くもたくさん集まったものだ。30人ぐらいは集まっただろうか。公園貸し切り状態だ。私は熱燗のお銚子を十分頂き満足満足。
こういうお花見も実は大事な練習。ボールを扱うだけが練習ではない。ボールに気持ちを込める、コミュニケーション・トレーニングも大事な練習だ。近所のこと、家族のこと、自分のことを七分咲きの艶やかな桜の花の下で語り合うことで絆ができる。人間、みんな違うが、みんな同じだ、ということに気づく。仲間が助け合えば、料理だって質素でもこんなにバラエティ豊かなメニューが目の前に並ぶ。同じように悩み、同じように喜ぶことで共感が生まれる。共感が連帯感を作る。連帯感こそチームワークである。最近の全日本は世界でベスト8ぐらいの実力だ。もうひとつ上に行くには、練習を体育館だけでなく、体育外でもやるべきと考えている。体育館という空間だけでの練習漬けでなく社会という空間でも練習漬けになる必要があるのではないか。例えば、語学、例えば学校の部活に出向いて指導のお手伝いなど考えられる。
ママさん達には、四季の豊かな自然を満喫しながらスポーツを楽しんでもらいたい。勝つために与えられた環境の中で最大限の努力をするが、結果として勝てれば良い。
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