我が千葉県にても標記の講習会を2年振りに開催、本日からスタートした。講師で行くだけでも結構疲れるものだが、今回は自分で企画して運営して講師活動もやってというもので、第1日が終了してぐったり。そのあと、我がソフトバレークラブの練習に行き、4セットやって疲労困憊であった。明日も9時から講習だ。受講者にモントリオールオリンピック金メダリストのキャプテンの飯田高子さんと世界の大砲と言われた白井貴子さんがいる。二人とも180cm前後あり受講者の中では目立つ。講義が始まる前に二人を紹介すると平均年齢43歳の受講者の間から「オー」という驚きと尊敬の入り混じった声が発せられた。学ぶことを継続する二人に私も拍手した。実技の合間に白井さんは膝と腰に巻いたサポーターを外しながら肩で息をしていた。「天才白井」と言われた白井が50代半ばを過ぎて頑張っている姿が何ともまぶしかった。
同じモントリオールのメンバーで矢野広美さんがいる。彼女は現在、山梨県の新進高校チームの航空高校女子バレー部の監督にこの春から就任し、春高バレーもインターハイも県大会で実力上位のチームを破って全国大会に出場している。心配は、矢野さんがあまりに責任感が強すぎるので途中で倒れやしないかということである。金メダリストの人たちと言うのは、我々凡人が考えているよりも集中力が高い。そして責任感が人一番強い。その分、生き方が真面目すぎて不器用だ。
さて、明日は講習会2日目。明日は2人の金メダリストに多大な影響を与えた指導者について思い出を語っていただくことで「指導者論」を学習するカリキュラムを作っている。このカリキュラムの他にも、第3日には国際バレーボール連盟の現役インストラクターを招聘している。全国の講習会の中でも恐らくこの千葉県の講習会がレベル的にも話題的にも最高位に入るものであると自負できるのではなかろうか。
千葉県のバレーボールのこれからの発展は今回の受講者に委ねらている。明日も講師であるこちらは真剣勝負だ。
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