12月12日(土)は埼玉県三郷市の三郷総合体育館に行った。昨年の12月から依頼されていた教室である。対象は市内13校のうち9校の中学女子バレー部。昨年の講師は、元全日本男子監督も務めた斎藤勝先生。依頼主は三郷市を中心にママさんバレーの指導を精力的に行っているモントリオールオリンピック金メダリストである神白(旧姓飯田)高子さん。飯田さんからの依頼とあれば断る理由はない。お声をかけて頂いたことが名誉なことである。
開講式は三郷市教育長の挨拶から始まった。中学生たちは、ほとんどが中学校に入学してからバレーを始めたという初心者であった。初心者には、リードアップゲームとしてのミニゲームをたくさんやってバレーボールのラリーを楽しんでいただこうと、まずはアップとしての基本のステッピングからスタートした。ところがこのステッピングがうまくいかない子が多すぎたので少し時間がかかってしまった。基礎的な体力が不足していることは明らかであった。ボール投げもたくさん行った。投げる動作がスパイクやサーブの動作につながるので有効なアップである。子供たちが自分たちでできる基本練習も紹介した。
教室終了後に、珍しく飯田さんから夕食のお誘いがあった。ママさんバレーのお弟子さん3人も同席し楽しく会話が弾んだ。飯田さんが中学生バレーに危機を抱いたのも本日の教室で少しわかったような気がする。三郷市は外部コーチを認めていないということだ。教員も公務多忙。日本体育協会の指導者資格を有している地域の人材を活用すれば、教員先生方も子供たちも助かるのではないか。そんなことやらたわいのない会話まで9年ぶりかで飯田さんと夕食を共にした。金メダリストでここまで地域に密着して貢献している人はいない。いつまでもお元気でママさんと中学生を指導して欲しいものである。
1 件のコメント:
こんにちは。
先だっては大変お世話になりました。
(脳を休めては勿体無い!)と思うような一日で、貴重な助手体験も感謝しております。
今回も心に響くご指導、また夜は心に残る温かい言葉を頂き、ありがとうございました。
お送り出来なかった事が今も心残りです。
師走の折、お身体ご自愛くださいませ。
弟子(兼)助手
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