日本での正月といえば、居間でコタツに入って、ミカンを食べながらTVを観ることでした。
カンボジアでも、ミカンは販売されていますが、皮の表面が薬でテカテカに光っている中国産なので買いません。TVはNHKの国際放送が、こちらでも放送されています。最近、日本語の使い方のおかしい出演者が、私の気のせいか、多くなりました。日本でのように付けっぱなしはせずに、番組の内容を選択して観ています。
よく観るのは、「NHKスペシャル」という月に2回ほどある特集番組です。この番組は、我々に考える材料を与えてくれます。
気になっているのは世界のスポーツの動向です。そして、そのスポーツに大きな影響を与える世界の政治経済の動きです。
昨年の世界のスポーツ界は、FIFAの会長始めとする上級役員による汚職、贈賄。そしてロシアの国ぐるみのドーピング違反。それに絡んでいるIAAF 国際陸上競技連盟です。IOC国際オリンピック委員会の中でもリーダー的な組織であるサッカーと陸上の連盟が金まみれ、ルール違反の堕落した組織ということでは、スポーツの価値が下がるだけです。
世の中には、クリーンでピュアな世界が必要です。その一つがスポーツであると私は思っています。問題が生ずるのは決まって「お金」です。お金が悪いのではなく、お金の処し方がまずいのです。サッカーや陸上競技連盟だけでなく、組織ではお金を扱います。その場合に必要なのは、透明性 Tranceparencyです。日本語にも「明朗会計」という言葉があります。
ある国際ジャーナリストは、今後の世界は、アメリカ合衆国、中国、ロシアの3国を中心に事が成されていくと言っています。では、日本はどのようにそれらの国々と外交を始め展開していくべきなのでしょうか。第3次世界大戦は起こらない、という保障はありません。今までの戦争を観ても、ことは単純な些細なことから発しています。そして、戦争をやることである国では経済が良くなったということもありえました。
何か、正月からこんな話題は嫌ですね。嫌ですが、今直面していることです。考えないわけにはいきません。また、CO2排出による気候変動(地球温暖化)も気になりますね。戦争の前に、我々人類は自分たちが招いた気候変動で滅亡するかも知れません。
・・・ますます暗い話題になってきました。CO2を排出する化石燃料(石油や石炭など)をエネルギーとする政策からクリーンなエネルギー(太陽エネルギー)などに転換する政策を、そろそろ本気になって政府だけでなく官学民一体になって研究開発する時だと思います。今夜のNHKの「島耕作アジア新世紀:自動運転車の開発」もこれから必要な技術とは思いますが、まずは化石燃料をエネルギーとしない車の開発をメーカーには、お願したいですね。
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