2016年1月9日土曜日

07,Jan.2016    成田空港から春高バレーボールの会場へ

昨夜の深夜にプノンペン空港を発って、機中泊で6時間。

2時間の時差を韓国時間に戻して、仁川空港に到着。外の気温は、-4度。待合施設の中でも温度は10度ほどで夏服の私には、寒さを感じました。

現地時間の09:00にインチョンを発って成田空港に着いたのは11:00。出迎えに来た家内からコートを受け取って、私だけ春高バレーボール3回戦、4回戦が行われている東京都体育館に電車で移動しました。

体育館に中に入って、役員席に鹿屋スポーツ研究所所長(前、鹿屋体育大学教授)の古澤先生を見つけて、さっそく近況を語りあいました。先生の話題は豊富で、日本バレーボール界のここ半年の概観を把握することができました。その2時間の間、試合の方は、ほとんど観戦できませんでした。

男女のベスト4決定まで、この日は対戦がありました。男子の技術・戦術レベルは、世界と比べても上位にランクすると思います。ただし、身長は、どうしても見劣りします。高校選抜を組んでもサーブ力とブロック力の面で世界と開きがあります。

女子も、身長は、世界と比べて最低でも10cm低いと感じました。そして、パワーも不足しています。特に、プレー中における「観察ー判断ー行動」の一連の速度が遅いと感じました。個々のプレーは上手ですが、ゲーム中の流れを見ると、「つなぎ」の面でも1.0秒、判断が遅い、結果として反応が遅れている、ということです。

体育館を出ようとしたら、月岡先生と出会いました。月岡先生は、東京の進学校で有名な攻玉社高校の男子バレー監督というよりも、日本の名物国際審判員として日本の審判員の方で知らない人はいない、全日本選手も先生が主審されたゲームでは、先生に疑わしい判定に対して質問する人がいなかったほど・・・威厳のある方でした。

写真を見ると、審判台の上に立っている先生の判定に質問さえできないであろうことは理解できますね。先生は、見かけは確かに写真の通り威厳(怖い、という人もいます)のあるお方なのですが、実は大変お優しい方です。

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