2013年4月30日火曜日

Mon.April 29,2013 春の叙勲に豊田博先生が

春の叙勲の授章者が発表された。毎年、春は4月29日に内閣府から発表される。授章者の中に私にとってバレーボールの師のお名前があった。

豊田博79歳、千葉大名誉教授。勲章は、瑞宝中授章という高位の叙勲である。

豊田先生は山口県立光高校から日本体育大学に進学。卒業時には総代を務めるほどの俊英であった。そして、東京大学の助手、講師、助教授と昇進。50才を前にして千葉大学に教授で転身。千葉大学を退官されるときに名誉教授となった。

私が先生と出会ったのは、1981年であった。モスクワオリンピックの翌年である。私の勤務先まで見えられ、バレーボールの普及を全国的に展開するための協賛依頼を熱く語られた。翌年から美津濃バレーボール教室が日本バレーボール協会指導普及委員を講師に、ニチボー貝塚の金メダリスト達をコーチにスタートした。私はマネージャー兼助手ということで、毎週1箇所、北海道から沖縄まで同行した。

スタートして4年間は、私の週末の業務のほとんどは、この教室に費やされた。私のコーチング能力が育てられたのもこの時期だ。豊田先生はこの当時、初心者指導の理論の体系化を確立した。世界のバレー界に豊田先生の理論が深く広く浸透していった。全日本小学生バレーボール大会の創設に奔走されたのも先生だ。バレーボールに関する論文数では恐らく飛び抜けて日本一であろう。

(連休スタートは家内の実家に来ている。書籍の大半をこちらに移しているが、その中に豊田先生の著作がこれだけたくさんあった。1970年から1980年代が最も多い)

日本バレーボール協会の科学研究委員長、指導普及委員長、専務理事として日本バレー界を牽引されただけでなく、FIVB国際バレーボール連盟においても技術(コーチ)委員長、公認コーチ指導委員という要職に就かれ、副会長の松平康隆氏(故人)、ルール委員会の池田久造氏(故人)、コーチ委員会の斎藤勝先生と共に日本バレーの存在感を遺憾なく発揮された。

日本のバレー界が一時世界のバレーの中心にいた時期と豊田先生諸先輩が国際バレーボール連盟の中枢にいた時期は重なっている。ワールドカップ始め主要な国際大会を日本に持ってきたのも諸先輩の尽力のお陰である。日本バレーボール協会は、最近になって国際バレーボール連盟やアジアバレーボール連盟に役員を推薦し就任する数も豊田先生の現役当時に迫っている。

できうれば、国際機構において委員長に就任する人材を日本から推薦して欲しい。委員長は理事でもある。FIVBの方向性を左右する重鎮である。現在では、メディア委員長に共同通信社の竹内氏がいるのみと認識している。委員長に複数の日本人が就任する時に、日本のバレーも復活する。私はそのようにスポーツ政治力学から考えている。国際機構で能力を発揮するためには、英語力である。豊田先生も松平氏も池田氏も皆流暢に英語を操っていた。豊田先生は、アメリカンスクールでバレーボールを教えながら学んだ。松平氏や池田氏は簡単な英語で論理性の高い議論を展開されていた。

長くなってきた。岩本洋先生から長文に対してイエローカードが出そうなので、今日はこの辺で。今から豊田先生にお祝いの電話を入れます。

最後に、豊田先生の3人のお子様達は全員が東大、京大に進学されました。先生がバレーの活動でほとんどご自宅にいない環境でお子様たちが秀才である理由は何なのか?奥様に違いない、と私は推測しているのですが、案外当たっているかもしれません。今度、先生に確認してみましょう。





2013年4月29日月曜日

Sun.April 28,2013 ようやく春らしく

陽春という言葉がぴったりの今日の気候だ。例年ならば、何処かの高校チームに帯同して合宿練習試合に行っているのだが、今年は自宅で書類の整理を行っている。

(家族には粗大ごみでも私には貴重な資料。これでも整理しているつもりであるが、増えていく一方だ。そのうち私は立ったまま寝るようになるのかもしれない。)
これは捨てられない、これはそのうち役に立つ、これは懐かしいな・・・などと本棚に収まりきれない本や書類そして新聞切り抜きが本棚の前に積み重なっている。家族の目には膨大なゴミにしか見えないであろう。

来月、私が事故でこの世から去ったら、これらのゴミを処理する家族も大変だ。必要な基礎的な資料は、今やインターネットの検索でほぼ手に入れることができる。やっぱり、思い切って、捨てよう。

身軽になれば、新たな光景が見えてくるであろう。

2013年4月28日日曜日

Sat.April 27,2013 快気祝い

長い病気療養から人が現場に復帰することは嬉しいことだ。昨夜、日本ソフトバレーボール連盟副理事長、前総務委員長、東京都ソフトバレーボール連盟理事長、江戸川区バレーボール連盟会長を務めている原さんの「快気祝いの会」が江戸川区小岩にて開催された。
(日本ソフトバレーボール連盟の西山会長も広島から駆け付けた。会の後半からはカラオケ競演になった。長崎出身の岩本元全日本女子監督が「長崎は今日も雨だった」を東京都ソフトバレーボール連盟役員、ボールメーカー社員をバックコーラスに付けて歌われた)
 
病院での闘病生活8か月、生死の果てを彷徨った。体重が30kg減ってスリムになった。原さんが入院されて、総務委員長の業務を他の委員長達で引き継いで行ったが、改めて原さんが多忙な業務をこなされていたか思い知らされた。現在でも原さんのように迅速に処理できない案件が多く、遅延しているのが現状である。

闘病生活でご本人は相当辛かったでしょう。そして、ご家族の方もそれ以上に辛かったでしょう。

復帰できたこれからは、復活に向けて少しずつ無理なく活動を始めていただきたい。我々には原さんから指導していただきたいことは、まだ山ほどある。

Fri.April 26,2013 6人制の新ルールの実施が延期-2

昨日の4月25日付けでJVA審判規則委員会から加盟団体責任者、審判委員長、ブロック連盟理事長、同審判長あてに下の文書が送付された。
 
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ルール9.2.4の適用延期について
 
拝啓 時下益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素はバレーボール界発展のためにご支援賜り誠にありがとうございます。
 さて、2012年9月アナハイムでのFIVB総会で承認されました、ルール9.2.4「サービスのレシーブでは、指を使ったオーバーハンドの動作でダブルコンタクトやキャッチをした場合反則となる。」の適用について、FIVBは4月22日実施の延期を発表しました。延期の理由は、「FIVB理事会はルール9.2.4について、これまでのところ期待したほどの成功を収めていないため、公式競技会でのさらなるテストの結果が出るまで、上記ルールの実施延期を決定した。」とのことです。
 この決定を受け、JVA国内事業本部で国内適用について検討しました結果、FIVBより確実にルール9.2.4を適用する旨の情報を得るまで、平成25年度国内競技会でのルール9.2.4の適用を延期することといたしました。
大会期間中の取り扱いにつきましては、各都道府県・各連盟で判断していただきますようお願い致します。
敬具
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やはり、延期の理由が明確ではない。「期待したほどの成果を収めていないため」というその「期待」とは何であったのか、「収めていない」との根拠はどのようなデータからでた結論なのか、明確ではない。 

2013年4月26日金曜日

Thu.April 25,2013 6人制の新ルールの実施が延期

驚いた。FIVBのホームページを見て驚いた。
その内容を私の拙(つたな)い翻訳(90点ぐらいか?)で次に述べる。

「FIVB国際バレーボール連盟は今月の22日に「オーバーハンドでのサーブレシーブを行ったときのルール(ダブルコンタクト[ドリブル]やキャッチ[ホールディング]をした場合は反則)の実施を延期すると発表した。

理由は、新ルールが期待されたほどの効果がないということだ。FIVB公式試合で更なるテストを行う間、新ルールの実施を見合わせると理事会が決定した。」

昨年9月アメリカで開催されたFIVB総会で、その新ルールは承認されて西洋歴の1月から実施されたはずである。日本では3月末に日本バレーボール協会審判規則委員会会議、全国審判委員長会議、新ルールの講習会を開催し、今月中にはブロック講習会も済み、各日本連盟、各都道府県協会での伝達講習会も終えている。そこに、この決定である。

テストは、今まで十分にやっていたのではなかったのか?十分な検証もしないで論理だけで決めていたのであろうか?もし、そうであったら杜撰(ずさん)、粗雑、お粗末である。

私は、今までFIVBという組織には、尊敬の念を持っていたが、少し落胆した。今回の一件で過大評価をしていた自分を恥じた。FIVBを良く知るあるコーチは、「日本人が、以前のように各委員会にもっと入っていればFIVBという組織はしっかりと機能すると思います」と言っていた。

いずれにしろ、サーブレシーブ時のオーバーハンドの反則は昨年度同様になった。新ルールのためにお金と時間と労力を世界の協会関係者や6人制のチームは多大に費やしてしまった。

Lausanne, Switzerland, April 22, 2013 “ The International Volleyball Federation (FIVB) has announced a postponement to the implementation of the Overhand Reception Rule on Monday. The FIVB Board of Administration decided to suspend the implementation of Rule 9.2.4 of the Rules of the Game pending further testing in official competitions, as the impact of the above-mentioned Rule has so far not been as successful as expected. The Board made the decision during its meeting held at the FIVB headquarters in Lausanne in April after the FIVB Congress in September, 2012 had originally approved the change.

2013年4月25日木曜日

Wed.April 24,2013 My Home Page set up

パソコンスクールに通って4ヶ月間。成果の一つが私自身のホームページを 立ち上げたことだ。市販のソフトを使用してホームページ(HP)を作成するのが一般的だが、プログラム言語を使用して私が1から作ったHPは感動ものである。
 

昨年、定年退職をして、口ではプロの指導者を目指すと公言してきたが、仮想店舗としてのHPを先週アップロードしたことで、事業が本格化してきた。今までは、会社の看板があった。これからは、自力で事業を起こして行かなければならない。

このブログの愛読者の方も一度私のHPを覗いて評価などして下さい。
http://www2.tbb.t-com.ne.jp/vbwatanabe/index.html

2013年4月24日水曜日

Tue.April 23,2013 質問がない。その理由は?

「質問ありますか?」。「・・・」。講習会や教室などで、このような場面は結構ある。質問がないのだ。質問がないということ、その理由は、十分理解できたので質問はない。何を質問していいかわからないので質問しない。質問してもしょうがないから質問しない。そんなところであろうか。

昨夜、ある地域のスポーツ団体の年次総会に出向いた。議事は淡々と進んでいく。「質問はありますか?」と議長が問う。出席したチーム代表が30数名いたであろうか、静寂が広い会議室を包む。

私が、別の全国的なスポーツ団体の下っ端の役員になったばかりの頃、同じような光景があった。そこで、一計を案じ、前泊で総会開催地に入った出席者の一部と協議して質問事項をまとめ、発言する人を決めた。当日、総会は急に活気づいた。いわゆるサクラであるが、それが呼び水になって発言する出席者が続いた。役員側は、翌年から報告・計画事項に緊張感を持って資料を作成するようになった。

役員の報告・計画事項の発表にも一工夫あってもよい。質問、意見、提言を出席者に問うように発表するのも良いのではないか。1年に1回だけの役員と愛好者が意見を交換する貴重な機会である。何も質問もない、ということはその組織にとっては危機であると私は認識する。昨夜の団体のチーム登録状況は、ここ6年間毎年減少傾向だ。

何も質問はない=何も期待していない。そのあとに来るのは・・・。そのように考えるのは私の考えすぎであろうか?

ジャーナリストの池上さんが最新刊「聞かないマスコミ 答えない政治家」で次のように述べている。「『いい質問』が政治家を育てる」。「政治家」を「協会・連盟の役員」に置き換えてみたらいかがであろうか。