驚いた。FIVBのホームページを見て驚いた。
その内容を私の拙(つたな)い翻訳(90点ぐらいか?)で次に述べる。
「FIVB国際バレーボール連盟は今月の22日に「オーバーハンドでのサーブレシーブを行ったときのルール(ダブルコンタクト[ドリブル]やキャッチ[ホールディング]をした場合は反則)の実施を延期すると発表した。
理由は、新ルールが期待されたほどの効果がないということだ。FIVB公式試合で更なるテストを行う間、新ルールの実施を見合わせると理事会が決定した。」
昨年9月アメリカで開催されたFIVB総会で、その新ルールは承認されて西洋歴の1月から実施されたはずである。日本では3月末に日本バレーボール協会審判規則委員会会議、全国審判委員長会議、新ルールの講習会を開催し、今月中にはブロック講習会も済み、各日本連盟、各都道府県協会での伝達講習会も終えている。そこに、この決定である。
テストは、今まで十分にやっていたのではなかったのか?十分な検証もしないで論理だけで決めていたのであろうか?もし、そうであったら杜撰(ずさん)、粗雑、お粗末である。
私は、今までFIVBという組織には、尊敬の念を持っていたが、少し落胆した。今回の一件で過大評価をしていた自分を恥じた。FIVBを良く知るあるコーチは、「日本人が、以前のように各委員会にもっと入っていればFIVBという組織はしっかりと機能すると思います」と言っていた。
いずれにしろ、サーブレシーブ時のオーバーハンドの反則は昨年度同様になった。新ルールのためにお金と時間と労力を世界の協会関係者や6人制のチームは多大に費やしてしまった。
Lausanne, Switzerland, April 22, 2013 The International Volleyball Federation (FIVB) has announced a postponement to the implementation of the Overhand Reception Rule on Monday. The FIVB Board of Administration decided to suspend the implementation of Rule 9.2.4 of the Rules of the Game pending further testing in official competitions, as the impact of the above-mentioned Rule has so far not been as successful as expected. The Board made the decision during its meeting held at the FIVB headquarters in Lausanne in April after the FIVB Congress in September, 2012 had originally approved the change.
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