2013年4月20日土曜日

Sat.April 20,2013 3本目の矢

安倍首相の経済政策「アベノミクス」という言葉は、造語である。辞書にはない。首相の姓のAbeと経済学や経済を意味するeconomicsを合成した言葉である。

昨日19日の記者会見で、首相はアベノミクスの3本目の矢である成長戦略のカードを切り始めた。第一としてして女性や若者、健康医療分野に的を絞った政策を発表した。

首相再就任後は円安、株高が続き、内閣支持率の高い今、矢継ぎ早に女性や若者、そして難病に苦しむ人達にアピールするのは、参議院選挙に向けて政権への追い風を保つという思惑も伺える。そのような思惑であっても、私はその方向性を支持する。ただ、スポーツで健康保持、増進という具体的な政策のないのが寂しい。

数日前に、ある金メダリストが参議院選に初出馬するという話が、その金メダリストの参謀から私の携帯メールに届いた。スポーツ界から政界に転出するのは大いに結構と思う。。ただし、確固たる政治理念(主義)を持っていて欲しい。人気だけで当選しても、実績が無ければ、二期目はない。アスリートは、頭が筋肉だからダメなんだと烙印を押されかねない。

「理念なき政治 Politics without Principle は、大罪である」とインドの政治家であり思想家のマホトマ・ガンジーは『七つの大罪』の一つに挙げた。



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