2014年8月31日日曜日

Aug.30,2014 昼食は讃岐うどん

本日は、土曜日。私がアドバイザーを務める内務省チームでの練習は午前中のみで終了。内容は、来週火曜日からLeo Cupという大会が始まるので軽めに調整練習。

練習終了後に監督がサトウキビから搾り取ったシュガージュースを全員にご馳走してくれた。自然の甘さが何とも美味しい。

(サトウキビの茎を何度も圧搾機にかけて搾り取った原液に氷を入れてできあがり。氷が解けても甘さはさほど変わらない。市内ではプラスチックのカップに入れてくれるが、少し離れた郊外では写真のようにビニール袋を二重にしてジュースが零れ落ちないようにして、ストローを付けて渡してくれる) 

午後に、開襟シャツの買い物にイオン・モールに1か月ぶりに行った。ユニクロのウエアも製造しているカンボジアだから、30ドルくらいでシャツが買えると思ったが、イオン内のショップは倍以上の70ドルもする。それに素材も綿が多く、洗濯に厄介だ。デザインも気に入ったものは殆どない。
市内の庶民が行くようなデパートに行ったほうが安くて良いものがあるかも知れない。買い物は、また次回にしよう。
(看板はカンボジア語と日本語が入り混じっている。お客さんは中流以上のお客さんだけであるが、結構、夕方になると飲食店は混んでいる。
せっかく来たのだから、久しぶりの日本食を私の車のドライバーと一緒に食べることにした。今回は讃岐うどんに決めた。値段は、日本とあまり変わらない。ドライバーは、私が勧めた讃岐うどんをあまり美味しそうに食べていない。1ドルもする天ぷらも食べようとしない。カンボジア人には讃岐うどんや天ぷらはお口に合わないようである。

2014年8月30日土曜日

Aug.29,2014 全日本男子の武者修行が続く

全日本男子Aが8月中旬から9月2日までフランス、チェコ、そして今週からはブラジルと遠征試合を行っている。非常に貴重な経験を積んでいる。
(昨日行われたブラジルの国内クラブチームと全日本男子の対戦)

このような欧州や南米のトップチームとの親善試合は、近年なかったことだ。欧州と南米のバレーボールのスタイルは日本と違う。そのようなスタイルが違い、高さもあるチームとのゲームを数多くこなすことで、全日本男子チームは、確実に強くなっていくと思う。

私のカンボジアの男子ナショナルチームも、格上の国のチームの胸を借りて強化を図ろうとしている。現在、連盟の事務局長を通じて隣国のタイ、ベトナムとの交渉をお願いしている。自分たちより圧倒的に強い存在を目の前にして、怯むことなく、何度も立ち向かっていくことで活路は開けてくる。今は、負ける経験が必要なのだ。

思い出すのは、1972年のミュンヘンオリンピックでアジアの国で初めて身長が優位なバレーボールにおいて金メダルを獲得した松平監督率いる全日本男子チームのことである。

松平氏は、6人制バレーボールの学習のために、1961年ソ連にバレーボール短期留学を行い、帰国後に全日本男子のコーチに就任。早速、欧州遠征に行ったのであるが、なんと22連敗という記録的な経験をした。片や、一緒に遠征していた東洋の魔女は22連勝であった。

そして、1964年(昭和39年)の東京オリンピックで女子は金メダルを獲得。男子も大健闘して銅メダルであったが、女子の快挙の陰に隠れてしまった。そこから、松平氏は8年計画を打ち立て日本人ならではの戦術を開発し8年後のミュンヘンで金メダルを獲得した。

私は、敗北は勝利のスタートであると思っている。敗北の悔しさや謙虚な学ぶ姿勢がその後の成長を支援してくれる。自分たちと同じレベルや低いレベルのチームと腕を磨きあっても、さほど効果はない。圧倒的に強いチームから学ぶことは沢山ある。

そして、圧倒的に強い国が若いカンボジアのチームを相手にしてくれるように交渉することが、私を含めてカンボジア連盟の手腕にかかっている。

Aug.28,2014  カンボジア・ナショナルチーム候補者リストの作成

9月2日から13日まで、ここカンボジアのバレーボール界では、2014年国内最後の大会が開催される。

名称は「Leo Cup 兼 Prim Minister Cup(レオ杯兼首相杯」というのであろうか。私が見る大会要項は全てクメール語(カンボジア語)で書かれてあり、詳細はカンボジア人に聞かないとわからない。

この大会は、タイに本社があるビール会社であるLeo(レオ:ライオン)Beerがスポンサーである。2ヶ月前から国内4か所で予選会を開催して、地域からトップチーム8チームが推薦され、そこに予選会を勝ち上がってきた8チームの計16チームが出場する。

会場は、首都プノンペン市にある唯一、木の床の体育館であるオリンピック・スタジアム。16チームが4グループに分かれて、まずグループ内でリーグ戦を行う。スタジアム内ではコートが1面しか取れない。また、観客を呼ぶためには午後のほうが都合が良いので、一日4ゲーム行うのが精一杯だ。従って、大会開催期間が12日間と長期間にならざるを得ない。

面白いのは、リーグ戦は7日の日に終了するのだが、翌日からは各組上位2チームの8チームが「首相杯」のトーナメント戦に移行し、下位8チームが「レオ・カップ」のトーナメント戦に移行することだ。タイトルの「兼」という意味が、ここにきて、ようやく理解できた次第である。

私にとっては、この大会が男子ナショナルチーム候補メンバー選考の最後の場である。既に顔写真入りの候補者リストは作成している。この大会で、もう一度、各候補者メンバーのプレーを確認したい。また、この機会をとらえて、トップチームの各監督さん達ともコミュケーションを取り合いたい。

 
  

2014年8月28日木曜日

Aug.27,2014 取材を受ける

きょうは、日本の大手新聞社東京本社のスポーツ部の記者の方から取材を受けた。

取材目的は、9月末から始める4年に1回開催される「アジア大会」に関する取材ということであった。カンボジアのスポーツは、アジア大会のようなビッグな大会にはあまり縁がない。それでも、可能性を秘めたカンボジアに来て取材したいと若い記者の方は言っていた。

明日はタイ、明後日はミャンマーに行く予定らしい。

次のアジア大会は、2019年(本来の4年後に1年プラスされた)開催予定である。開催地は、当初ベトナムであったが、先月財政難という理由で降りた。

次の開催地はどこであれ、5年後には、カンボジアのバレーボールチームも出場していたいものだ。

Aug.26,2014 2018年の女子世界選手権大会は日本での開催が決定

昨日の25日に、次の女子世界選手権大会が日本で開催されることが正式に決まった。放送権は東京放送(TBS:Tokyo Broadcasting System Holdings)が取得した。TBSさんは1998年以来、日本で開催されるこの大会の地上波独占中継を行っている。

この世界選手権大会(World Championship)は、FIVB国際バレーボール連盟が1949年に初めて創設した世界大会であり、最も伝統のある大会である。1964年東京オリンピックでバレーボールが正式種目になった後の1966年からは、4年に1度オリンピックの中間年に開催されるようになった。従って、世界一を決める唯一の大会ではなくなり、次期オリンピックへの重要な前哨戦という位置づけとなった。

女子の大会は、日本での開催が過去に4回ある。そのうちの2回は男女同一開催であった。日本女子の優勝は3回。ちなみに最多優勝はロシア(ソ連時代を含む)の7回である。

ブラジル女子は、銀メダルの2回が最高で、まだ優勝はない。9月23日からイタリアで開催される女子世界選手権では、何としても金が欲しいであろう。そして来年のワールドカップ、そしてリオオリンピックでも金メダルを獲得して、3国目の三冠チーム(日本、中国)の栄誉を得たいであろう。

全日本女子もメダルは狙っているであろう。乙女たちの熱い戦いが繰り広げられようとしている。

2014年8月25日月曜日

Aug.25,2014 4th AVC Cup for Men - Finals

第4回アジアバレーボール連盟カップの最終日。

5-6位決定戦で、全日本Bは中国と対戦した。結果は、ジュニア主体の中国が3 - 1 (25-20, 21-25, 25-12, 25-23)で日本に勝利し、日本の6位が確定した。 韓国は、初優勝である。

<最終順位/第5日>

1位 韓国
2位 インド
3位 カザフスタン
4位 イラン
5位 中国
6位 日本
7位 オーストラリア
8位 タイ

さて、アジアでの次のバレーボールビッグイベントは、9月に4年に1回開催される「アジア大会」がある。

6人制は男女ともに金メダルは日本、中国、韓国の3カ国が独占している。男子は日本が8回、韓国と中国がそれぞれ3回となっている。女子は中国が7回、日本が5回、韓国が1回。

そして、そのアジア大会で、実はカンボジア女子バレーボールが大変な記録を作っている。1970年のバンコク大会で、金の日本、銀の韓国に次いで、なんと銅メダルを獲得している。

カンボジア男子も好成績であったと当時のコーチングスタッフ(青年海外協力隊隊員の大峯氏)から聞いている。日本男子はミュンヘンオリンピックで金メダルを獲得する2年前で、さらにその2年前のメキシコでも銀メダルを取ったチームである。監督は松平氏。1セット目、カンボジアが10点まで得点をリードして、あの名監督の松平氏にタイムアウトを取らせたという。

カンボジアバレーボール連盟に、この記録は残っていない。1972年から79年にかけての内戦、ポルポト政権による支配、ベトナムの侵攻などで国内外の記録が紛失してしまった。

私がここカンボジアにいる目的は、カンボジア男子ナショナルチームの強化が第一であるが、時間を見つけて、忘れられた記憶を掘り起こすことにも費やしたい。それによりカンボジア人の誇りを探し当てることができるかも知れない。

そして、その誇りこそ、カンボジア人魂であると私は思っている。我々、日本人に大和魂があるように・・・。

1970年第6回タイ王国の旗 バンコクFlag of Japan.svg 日本Flag of South Korea.svg 韓国Flag of Cambodia.svg カンボジア

 

Aug.24,2014 The FIVB World Grand Prix Finals 

本日で、ワールドグランプリ決勝リーグ戦が終了した。

日本女子は、初日から好調を維持し、この大会初めてのメダル、それも銀メダルを手にした。素晴らしい!サーブで崩して相手スパイカーのパワーを削ぎ、レシーブで拾って繋いで、相手ブロッカーを利用しての攻撃を展開した。

今年から、判定についてビデオでの審議を求める「チャレンジシステム」がFIVBにより正式に導入された。チームの監督は、ボールの落下点、選手のネットへの接触などで各セット2度、ビデオ判定を要求できる。判定が覆れば判定要求回数は減らない。

 大会中は各チームが積極的に活用し、ビデオ判定のため何度も試合が中断した。トルコのバルボリーニ監督は「チームにはタイム・アウトもあるのだし、何度も試合を止めるのはいかがなものか?改善が必要なのでは」とインタビュールームで話したとか。

今期からトルコ女子の監督に就任したマッシモ・バリボーニー監督は、2006年から昨年までイタリア女子の監督としてその手腕をいかんなく発揮し、2007年のワールドカップでは優勝もしている。

バルボーニー監督の意見も理解できる。ルールが変われば、必ず、そのルールを自分に有利なように運用する人間が現れる。そしてルールを制定した側も、そのルールを整備してくる。今回の場合は、作戦タイム代わりに意図的に使う監督も現れて、ゲームのリズムが途絶えてしまう、というのがバルボーニー監督側の言い分なのであろう。

FIVB側の意図は、実はスポーツ界に潜む「ギャンブルとしてのスポーツ」を危惧しているところから発している。もともと、古代から競争事はギャンブルの対象になっていた。そして、多くのマネーが裏社会に流れて行っている現実がある。審判員や選手が、裏社会の人間たちから甘い声で誘われ、アスリートとして堕落している一部の人間たちがいた。

そこで、テニス、サッカーなどの国際連盟は「ホーク・アイ(鷹の眼)」など各種の専用カメラを整備して、判定の客観性を保とうとしている。

話が、ずれてきた・・・。

全日本女子の活躍は、日本だけでなくアジアの女性達にも勇気を与えている。今回、アジアからは日本だけでなく中国も出場している。私が現在活動しているカンボジアでも来年度に女子のナショナルチームの創設を依頼されている。

女性が活躍する国は飛躍・発展する、というのが私の持論である。このことは、反面、男性が元気がないとも受け取られる。いや、男性の頑張り以上に女性が頑張っているのかもしれない。

いずれにしろ、日本男児よ、老いも若きも、お互い頑張ろう!