5-6位決定戦で、全日本Bは中国と対戦した。結果は、ジュニア主体の中国が3 - 1 (25-20, 21-25, 25-12, 25-23)で日本に勝利し、日本の6位が確定した。 韓国は、初優勝である。
<最終順位/第5日>
1位 韓国
2位 インド
3位 カザフスタン
4位 イラン
5位 中国
6位 日本
7位 オーストラリア
8位 タイ
さて、アジアでの次のバレーボールビッグイベントは、9月に4年に1回開催される「アジア大会」がある。
6人制は男女ともに金メダルは日本、中国、韓国の3カ国が独占している。男子は日本が8回、韓国と中国がそれぞれ3回となっている。女子は中国が7回、日本が5回、韓国が1回。
そして、そのアジア大会で、実はカンボジア女子バレーボールが大変な記録を作っている。1970年のバンコク大会で、金の日本、銀の韓国に次いで、なんと銅メダルを獲得している。
カンボジア男子も好成績であったと当時のコーチングスタッフ(青年海外協力隊隊員の大峯氏)から聞いている。日本男子はミュンヘンオリンピックで金メダルを獲得する2年前で、さらにその2年前のメキシコでも銀メダルを取ったチームである。監督は松平氏。1セット目、カンボジアが10点まで得点をリードして、あの名監督の松平氏にタイムアウトを取らせたという。
カンボジアバレーボール連盟に、この記録は残っていない。1972年から79年にかけての内戦、ポルポト政権による支配、ベトナムの侵攻などで国内外の記録が紛失してしまった。
私がここカンボジアにいる目的は、カンボジア男子ナショナルチームの強化が第一であるが、時間を見つけて、忘れられた記憶を掘り起こすことにも費やしたい。それによりカンボジア人の誇りを探し当てることができるかも知れない。
そして、その誇りこそ、カンボジア人魂であると私は思っている。我々、日本人に大和魂があるように・・・。
1970年(第6回) | バンコク | 日本 | 韓国 | カンボジア |
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