Tue.Aug.5,2014 帰国そして通勤ラッシュに巻き込まれて

早朝の６：３０に羽田国際空港に着いた。

時間がまだ早いので、いったん千葉県船橋市の自宅に荷物を持って行こうと決め、リムジンバスを探した。しかし、この時間帯、空港へのバスは多数あっても、空港から市内へのバスは11時以降からしかない。JR電車を乗り継いで帰宅することっとした。

そして、通勤途上のラッシュと遭遇した。電車の中は下り方面なので空いているのだが、乗継で難儀した。大きなスーツケースとキャリーケースの2台を引きずってJR新橋で総武線快速に乗ろうとした。

東京山手線のJR駅構内でのトラブルとは、全ての駅構内にエスカレーターやエレベーターが整備されていないことである。私が長年勤務していたミズノ本社があるJR御茶ノ水駅にもエスカレーターもエレベーターもない。お茶の水は、恐らく日本で一番、大病院が多くある地域である。順天堂大学付属、日大、医科歯科大など沢山ある。

それなのに、JRの駅には高齢者や病人が安全に移動できる環境が少ない。新橋駅でも同様で、通勤ラッシュの人の流れは私の行く手を遮るように流れは速い。この時間にスーツケースを両手で引きずっている私も間が悪いが、これでは東京パラリンピック時に車いすの人たちをどうするのか？ちょっと心配になった。選手たちはバスで移動するであろうが、個人行動での観光や、観戦者の観光でさほど不自由さを感じないで頂けるような環境整備が本番前までに完了していることを願わずにはいられない。

自分が不自由な身にならなければ、このようなことは考えることもなかったであろう。

自宅に荷物を置いて、男子インターハイ会場の東京都体育館に向かった。