2014年8月3日日曜日

Sat.Aug 2,2014 食事会を開催したが・・・

普段アドバイスしているプノンペン警察チームのメンバーに約束していたことがあった。

先週の国内4強バレーボールクラブ・リーグ戦で優勝したら私が食事をご馳走しよう、という約束をしていた。

結果は第2位であったので、食事会は次回の機会にしようと思ったが、選手達が日頃、寮の食事の量が少ないと嘆いていたのを思い出し、とりあえず食事会を開いてあげることにした。

都合の良い日は、今日の土曜日との返事であった。

私が週に2回は食事に行く「時代屋」という居酒屋風の日本食レストランに17名の予約を入れた。17:30スタートである。

そして、17:30になって・・・私と私の専用運転手の2人だけしかいない。まあ・・・カンボジア・タイムというものがあるので時間通り進行しないのには慣れている。

18:00になって8名になった。他はどうしたの?

監督曰く「昨日済むはずの警察官としての更新手続きが、今日に延期になったのです。それで遅れているのです」。

私の表情は、それは困ったねと作り苦笑い。

心の中は、

「そうであれば、そうと、事前に連絡が欲しいね。来れない人もいるんでしょう?料理は既に17名分準備してもらっている。予約席も一般席に解放してあげないとお店に迷惑をかけてしまう。とにかく、事前の連絡をするという習慣が貴方達にはほとんどない!その携帯電話は何のためにあるの?次回からは、私のほうから、しっつこいほど確認のための確認電話を入れさせてもらうからね!」。

それで、思い出した。

高校女子バレーの名将と言われた埼玉県の市立川越商業高校(現市立川越)女子バレー部監督の伊藤先生はMr.Confirm(確認)と言われた。チームのマネージャーに同じことを最低でも3度確認させる。私もある連絡事項で、伊藤先生から3度確認の電話を頂いた経験がある。

プレー中のうっかりミスを極力減らすバレーボールを展開して、先生は、その後ジュニア世界女子選手権で優勝された。

こちらから相手に3度確認しても、相手の時間を多く取るわけではない。ちょっとした気遣いでその分、ひょとしたらミスが減るだけである。3度の確認を「わずらわしい」と受け取るか「ありがたい」と受け取るかで、その人の人生のちょっとしたミスが減る。

ちょっとしたミスで、我々は大きなチャンスを失っているのかもしれない。

日々、是また学習です。

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