9月2日から13日まで、ここカンボジアのバレーボール界では、2014年国内最後の大会が開催される。
名称は「Leo Cup 兼 Prim Minister Cup(レオ杯兼首相杯」というのであろうか。私が見る大会要項は全てクメール語(カンボジア語)で書かれてあり、詳細はカンボジア人に聞かないとわからない。
この大会は、タイに本社があるビール会社であるLeo(レオ:ライオン)Beerがスポンサーである。2ヶ月前から国内4か所で予選会を開催して、地域からトップチーム8チームが推薦され、そこに予選会を勝ち上がってきた8チームの計16チームが出場する。
会場は、首都プノンペン市にある唯一、木の床の体育館であるオリンピック・スタジアム。16チームが4グループに分かれて、まずグループ内でリーグ戦を行う。スタジアム内ではコートが1面しか取れない。また、観客を呼ぶためには午後のほうが都合が良いので、一日4ゲーム行うのが精一杯だ。従って、大会開催期間が12日間と長期間にならざるを得ない。
面白いのは、リーグ戦は7日の日に終了するのだが、翌日からは各組上位2チームの8チームが「首相杯」のトーナメント戦に移行し、下位8チームが「レオ・カップ」のトーナメント戦に移行することだ。タイトルの「兼」という意味が、ここにきて、ようやく理解できた次第である。
私にとっては、この大会が男子ナショナルチーム候補メンバー選考の最後の場である。既に顔写真入りの候補者リストは作成している。この大会で、もう一度、各候補者メンバーのプレーを確認したい。また、この機会をとらえて、トップチームの各監督さん達ともコミュケーションを取り合いたい。
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