先週末の4日(土)5日(日)は長野県北志賀高原にあるホテルタガワ主催の「第4回ママさんバレーボールクリニック」に行って来た。参加チームは神奈川、埼玉、千葉、東京から5チームと地元の1チーム。全国大会に出場歴のあるレベルの高いチームばかりが集った。講師はソフトバレーではおなじみの「プライア(ポルトガル語で海の意味)」。プライアは、ソフトバレーだけでなくママさんバレー、小学生から一般社会人までコーチする元全日本選手たちの職人集団。今回は講師に新たにアトランタオリンピックに出場した永富(扇城高校:現在の東九州龍谷)さんを加えての開催となった。永富さんは、東京駅から私と一緒に新幹線で長野駅に移動。お互いに初対面だったので、車中で高校三冠獲得時代の話から最近のコーチキャラバン、次の全日本女子の話題など取り上げ、まずは互いを識るお話をした。
長野駅では、主催者のホテルタガワの迎えのマイクロバスが来ていた。しかし、そのバスに新幹線で到着した千葉県、埼玉県から来た2チームが乗り込むと満杯状態になった。なんと、ママさんたちの荷物の多いこと。よく観察すると、夜の懇親会用か自分用か判らないがお菓子やつまみの類をどっさりと買いこんで来ている。
この、クリニックが他の教室と大きく違う点は、コート4面を使い、ポジション別のクリニックを行い、受講者の質問に応える形で進行することだ。更には、元オリンピック選手たちとゲームを1セットのみだが行う。私も最近はママさんの体力に近く、程よいプレーをやるとの事でプライアチームに入り、ミドルのプレーヤーでクイック攻撃とブロックに専念させて頂いた。セッターはオリンピック四度出場の高橋有紀子さんなのでどこからでもクイックを打てるようなトスを上げてくる。従って否応なしに毎回毎回私はクイックに空ジャンプで跳び、ブロックに跳び、2日間で6セットのゲームはさすがに堪えた。そして、埼玉県のチームに初めてセットを取られた。この埼玉県のチームはモントリオールオリンピック金メダリストで主将を務めた旧姓飯田高子さんに指導を受けているチーム。ミスのない確実性の高いバレーを展開する。特にサーブにスピードと変化があり、大変素晴らしかった。なお、このチーム、翌日の練習試合ではまったく良いところがなかった。どうも、夜のアルコール消毒が効きすぎたのか、プレーに今一つ切れがなかった。
昼は元オリンピック選手、元全日本女子監督に指導を受け、大浴場に何時間でも何回でも入り、夜は地元の山菜料理で舌鼓を打ち、そして懇親会ではレディとは思えない、このブログで詳細は報告は遠慮させていただきたいほどの盛り上がりを楽しみ、2日間のクリニック(合宿?)を終えた。
(画像はホテルからお土産で頂いた地元名産の大粒の栗。クリニックだから栗?)
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