JVA日本バレーボール審判規則委員会会議に日本ソフトバレーボール連盟の審判規則委員長として出席した。この会に出席するようになって、今年で6年目になる。新委員長である水谷先生の挨拶に始まり、指導部、登録部、規則部の各部長が平成23年度報告、平成24年度計画を述べていく。内容は、主に6人制のルールに関してだ。
審判委員会には同じ部署の規則部員以外あまり見知った顔はいない。但し、上層部の役員に顔見知りが多いのは、今までの勤務先の関係で国際大会などで知り合えたお陰である。その中の1人にインストラクターの月岡先生がいらっしゃる。
実は、月岡先生は東京の東洋高校男子バレー部の第1期生にして主将であった。最初の監督を「あんた向いていない」と就任即座に辞めさせた逸話の持ち主である。先生は、その後、日本体育大学に進学し、バレー部ではなく応援団部に入った。卒業して攻玉社高校で保健体育の教員として就職。進学校ながら男子バレーを率いて関東大会にも数度出場。審判の世界では、日本リーグ(現在のVリーグ)で多くの試合を吹かれた。この先生の判定には、名プレーヤーといえども誰も素直に従う。審判台の上の月岡先生には、質問すらしてはいけないという神々しさ(恐ろしさ?)が漂っている。そして、一歩審判台を降りると、豪快な笑いで辺りを煙に巻く。
東洋高校男子バレー部の祝勝会などでは、いつもニコニコされて昔話を聞かせてくれる。いつも、いつまでも東洋高校男子バレー部の行く末を案じて頂いている。国体と春高バレーでは日本一になった。次はインターハイでの日本一が残っている。月岡先生が元気なうちに新監督の赤羽先生の手で優勝を成してげて欲しい。
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