2016年2月6日土曜日

Feb.04.2016    フィッシング・メールが出回っている

フィッシングといっても、魚釣りのことではなく、インターネットのユーザから経済的価値がある情報(例:ユーザ名、パスワード、クレジットカード情報)を奪うために行われる詐欺行為です。

フィッシングの英語名はphishingです。魚釣りはfishingで、発音は同じです。間違って、Let's go phishingなんて、メールを送ったら「おいおい、なんだこいつは、詐欺をしに一緒に行こうって誘ってきたよ」ということで友情を疑われますね。

そんな詐欺メールが、りそな銀行の名前で私のところにも送られてきました。

読んでみて、これは「?」「怪しい」とすぐに思いました。

というのも、挨拶の文面が「こんにちは!」で始まっているからです。これは、友人や知人同士の挨拶であり、お客様への書き出しの挨拶ではありません。

昨年も同様な手口で送られてきましたが、送られてきたメールの最後がcom.で終わるはずはありません。今回は、文面も含め改善(こちらサイドから見れば改悪)してきたようですが、表現が日常表現に近くのです。つまり、フォーマルではないのです。

それでも、このような手口にひっかかってしまう人もいるのでしょうね。世の中が便利になればなるほど、それを逆手にとって悪知恵を働かせる人も出てきます。

私が、現在危惧しているのは、このような詐欺も遺憾ですが、単にPCの破壊を狙った行為にも不安感を持っています。更には、科学知識を応用して無味無臭そして無色の液体やガス兵器を一般市民社会で無差別に散布されることです。

そのような破壊行為に及んでも、最終的に我々の社会は改善されません。

車いすの天文学者であるホーキンス博士が最近メディアを通じて予言しています。「我々人類は、地球上にて、あと100年以内に滅亡するか、他の衛星で100年以上生きながらえるか、どちらかであろう」。

北朝鮮がロケット衛星の打ち上げテストを今月中に行うということが発表されました。
成功すれば、アメリカのニューヨークにも届くということが証明されます。

私が小学校4年生の時に「キューバ危機(1962年)」というのが冷戦のさなかに起こりました。アメリカ合衆国とソ連(今のロシア)がお互いに核爆弾を飛ばそうとしました。当時は、ソ連から直接アメリカの首都に到達するようなロケットは両国とも開発されていませんでした。そこで、ソ連はニューヨークに近い同盟国のキューバから、アメリカは同じく同盟国のトルコから核爆弾を飛ばそうとしました。

最後の最後のギリギリのところで、お互いの国が譲歩してロケットは発射されずに済みました。当時の洟垂れ小僧で無邪気な私は、そのような、世界が滅びてしまうような事件が行われていたとは当時まったく知りませんでした。

元に戻って、最近の世界情勢も色々と物騒になってきました。科学は使い方次第で人類に貢献できるものであり、また人類を滅ぼしてしまうかもしれない諸刃の剣なのです。人類の良識に期待するのみです。

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