2011年4月23日土曜日

4/22(金) 詩人の島田陽子さん死去と大阪万博テーマ曲の作詞

 詩人の島田陽子さんという名前は、今まで存じ上げなかったが、1970年の大阪万博で国民的歌手の三波春夫さんが歌った「世界の国からこんにちは」という歌は、中年以上の年代であれば誰でも知っているであろう。その詩を創られた島田陽子さんが81歳でお亡くなりになったということを新聞の報道で知った。

 6年前から癌を患い、病への恐れを詩に託し、昨秋発表した。詩には恐れだけでなく、希望もある。

滝は滝になりたくてなったのではない
落ちなければならないことなど
崖っぷちに来るまで知らなかった

まっさかさまに
落ちて落ちて落ちて
たたきつけられた奈落に
思いがけない平安が待っていた
新しい旅も用意されていた
岩を縫って川は再び走り始める

 詳細は、23日付けの朝日新聞天声人語をお読みください。

絶望の後には希望がある、ということか・・・。
 

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