2014年6月20日金曜日

Fry.June 20,2014 練習試合を観戦

Olympic stadiam にて、ポリスチームの陸上トレーニングを視察。選手たちは、持久走でトラック廻りを10kほど走った。途中、私も、少し・・・800mほど走った。

日本にいたときは、週1回のソフトバレーのゲームを行うことで体調を整えていた。こちらに来てからは、口は動かしているが、体をさほど動かしていない。ウオーキングするのしても、日差しは強く、長い距離を歩けない。夜の散歩は、物騒である。

そこで思い出した。自宅のアパートメントの屋上に20mプールがある。それも私の部屋代に含まれているので、これを利用しない手はない。来週から、スイミングを始めよう。8月に一時帰国する予定でであるが、ずんぐりした体形に変化した私を見て、日本の知り合いたちの話のネタになるようでは困る。

競技場のトラックをよく見ていたら、随分と小柄なランナーが黙々と走っている。「ワタナベセンセイ、アノ人ハ日本カラ来タ、ランナーデス」。アシスタントコーチがカンボジア語で、そんなことを言っていた。よく見ると、以前話題になった日本のお笑い芸能人の人である。まだ、走っているんだ・・・。

チームは、早朝の涼しい時に陸上トレーニングを終え、今日から3日間あるという練習試合の会場に移動した。
(市内でときどき見かけるフットサル場であるが、利用している人をまだ見たことはない。お金を出して、このような立派なところを借りなくとも無料の地面は沢山あるので、まだフットサル場は時期尚早なのかもしれない)

会場は、今月末にカンボジアで初めて開店する日本のショッピングモールのイオンのすぐ近くにあった。イオンも、あと1週間ほどで開店する。楽しみである。会場は、フットサル場と隣接して建てられている屋内球技場であった。コート周りのフリーゾーンが若干狭いものの通常の練習の場としては申し分ない。

きょうから日曜日まで、この会場で私が指導手伝いをしているプノンペンのポリス(警察)チーム、そして地方からも同じくポリス(警察)チームが2チーム、計3チームが集まって練習試合を行う。地方のチームからも選手の発掘を私は考えている。2週間前のお隣の州での友好試合ではこれといって目立った選手はいなかった。

(No.6の選手が目を引いた。荒削りであるが高さはある。ブロック時に顔までネット上に出ている)

今回は1名いた。ミドルブロッカー(以前の言い方でセンタープレーヤー)で身長196cm。高さはある。鍛えればブロックと速攻だけはモノになりそうだ。早速、ノートにメモした。ミドルブロッカーはプノンペンポリスチームに既に1人、眼をつけている193cmの若い選手がいる。彼は、きょうも、私の周りにまとわりついてカンボジア語なまりの聞き取りにくい英語で話しかけてくる。

その彼が、あの地方のポリスチームの若いコーチはタイ人です、と教えてくれた。この国では、他にベトナムや中国からも若いコーチが地方のクラブチームで指導しているということを最近聞いた。機会があれば、彼らとも会って話を聞いてみたい。


Thu.June 20,2014 2ヶ月目のスタート

先月の19日にプノンペンに着任して1ヶ月経った。昨夜は自宅のアパートメントの広いリビングで1人で自分を慰労した。近くのマーケットで買ってきた安いが旨いチリワインを1本開けた。先週までは紙コップで飲んでいた。味気ないので、1個150円で買ってきたワイングラスに注いで赤い色を楽しんだ。

この1ヵ月間で、カンボジアのスポーツ事情が少しわかりかけてきた。全体を把握するには、まだまだ時間がかかるが、バレーボールの事情は少し呑み込めた。昨年の東南アジアゲームでカンボジアのナショナルチームが出場7ヶ国の中でなぜ最下位であったのか。原因がわかってきたので、これからは、その原因を強化委員会(これから創設する)のなかで確認し、対策を具体的に提案し、予算化して、実行するだけだ。

2014年6月18日水曜日

Wed.June 18,2014 いよいよブロックを本格的に指導開始

この国のチームのトップ8を全て観戦したわけではないが、2週間前にトップの2チームのゲームを見て感じたことは、スパイクのパワーだけは素晴らしい、と評価できる。

但し、ブロッカーをつけずに行うスパイクに関してである。ゲーム前のスパイク練習は観客も1本1本のスパイクに歓声をあげて選手達を鼓舞する。確かに、普段の練習でもスパイクにかける時間は多い。

そして、ゲームになると、当然であるが、相手コートネット際にはブロッカーがいる。ゲームになると、スパイカーのミスが極端に多くなる。これも当然なのであるが、練習中は良いセット(最近では日本でもでも「トス」のことを「set:セット」と呼ぶようになった)をノーブロッカーで気持ち良く床に打ち付けている。ゲームでは、そんなに良いセットは数本しかない。ましてやブロッカーが立ち塞ぐ。

日本の中・高校生の部活で、このような良い条件だけの練習をやっているところは、県大会に進むのがやっとというレベルである。基本の練習は、良いセットでブロックをつけないでやって欲しい。そして次のレベルは応用である。ゲームに近い条件を付けてやることが応用である。

例えば、ブロッカーを1枚(シングル・ブロック)付けて、スパイク練習するだけで、ブロッカーを意識してボールを打つようになる。コース打ちの練習にも発展できる。例えば、2段トス(ネットから離れたところからのプレーヤーのセット)を打つことはゲームで頻繁にある。上位に行けば、ラリーが続き、ネット際からの良いセットよりも2段セットのほうが圧倒的に多くなる。

そんなわけで、今日からポリスの練習にブロックの練習を加えて、同時にスパイクのブロックを見ての攻撃やブロックを利用しての攻撃の練習になるようにした。ブロックの基本のステップから始めた。

仏教国であるこの国のお坊さんたちの衣装は、濃いオレンジ色である。画像のように、モーターバイクで移動するお坊さんの姿をよく見かける。どこに行くのであろうか?ヘルメットをかぶらないで乗っている人はまだ多い。

4人乗りも見かける。交通事故も、増加していると聞いている。取り締まりを強化すれば、市民の移動に支障をきたすということも理解できるが、事故が起きてしまっては元も子もない。

Tue.June 17,2014 Cambodia全国大学大会を視察

首都Phnom Penh(プノンペン)の中心地にあるオリンピック・スタジアムでカンボジア国内にある大学が集まってスポーツ大会を開催すると聞いて出かけた。ひょっとすると有望なバレーボール選手がいるかも知れない。

開会式は、体育館内で行われた。開会式の始まる設定時間より1時間過ぎて式は始まった。どの国にもその国の時間というものが存在する。日本人のように時計のように正確に物事を進める国のほうが世界では珍しい。

参加した大学には、大学校や専門学校も含まれていて、25校が笑顔で入場行進した。先導は音楽隊である。話に聞くと、この音楽隊はJICA(日本の国際協力事業団)から派遣の指導者によって育てられたという。

王立や国立の大学は参加していない。理由は、スポーツを活動していないからというシンプルなものであった。

種目は陸上、サッカー、バレーボール(男女)、バスケットボール(男女)。バレーボールは、国内でも人気スポーツの1つで、男子が12チーム、女子が5チーム出場する。6月28日までリーグ戦とトーナメントを行う。
(副審側にベンチも記録席もない。どうやら、こちら側に座っている主賓への配慮で、ベンチも記録席も主審側の向こう側に設置したようだ。審判団の反則への判定基準は、以前の基準であった。今年の9月に日本で開催されるアジア連盟主催の審判研修会にはカンボジアからも審判員が派遣されるようだ。それで審判技術も世界に追い付くことであろう)

開会式終了後に、バレーボールのゲームが始まった。日本の大学の体育会活動と違って、こちらの国では、サークル活動に近い。参加した大学のなかには、この日のために急遽チームを編成したという大学もある。
(バレーボールのプログラム表。参加大学名や対戦期日などがクメール語(カンボジア語)で記されている。1年後には、少しクメール語も読めるようになっていたい)

最初のバレーボールのゲームを見て、見たことのある選手の顔があった。2週間前に、プノンペンから車で3時間離れたところにある隣の州都でポリスのチームと親善試合で対戦した公務員チームの主力選手2名がいた。関係者に聞いてみた。あの選手たちは大学生なのか?

大学生ではない。何というのか・・・日本語で言えば「助っ人」のようなものだという。そういえば、市民クラブレベルのサッカーの大会に大学生チームの選手が入るということも聞いたことがある。選手の登録制度が確立されていなければ、このようなことも自然に行われることも理解できる。数年後には、純粋な大学生だけでのチームでゲームがなされることであろう。

体育館内をよく見てみた。床が木の床である。日本では当たり前のことであるが、国内では珍しい。この木の床は3か月前にできたということである。壁の電光掲示板も3か月前に完成した。スポンサーの飲料会社が付いたのは今年からだという。

カンボジアは、経済をはじめ、2年ほど前からすべての面で急激に現代化が進みだした。スポーツ環境もその例に漏れない。私がこの国の監督に就任したのも、その流れの1つなのかも知れない。上っ面の流れに翻弄されないように、ひとつひとつ着実に進めていきたい。




2014年6月16日月曜日

Mon.June 16,2014 Cambodiaの優れもの

日本と比べて、カンボジアのこれは優れているモノをあげてみたい。

まずは、果物類の豊富さと安価なことである。

亜熱帯気候なので、ほとんどの果実がある。私は普段、外国人が良く行くマーケットにしか買い物に行かないが、その内に近くにある地元の住民が買い物に行くマーケットに行こうと思っている。通行人がやっとすれ違いことができるような細い路地脇には小さな店が野菜、果物、海産物を雑多に並べている。こういうところで買い物ができるようになったら、現地になじんできた証拠なんでしょうね。

次に、水道栓を捻ると、すぐに温水が出てくることである。最低気温でも25度、日中は35度に上がるのは普通である。シャワーもガスで点火しなくとも、そのままで十分使える。

そして、カンボジア人の笑顔である。特に子供たちの笑顔が良い。

長所も短所も何かと比べるから、それが長短として認識されるのであろう。比べるものがなければ、それはそれで良いのであろう。誰かと比べて、幸せとか満足とかの尺度ではなく、自然の恵みで生きていることそのものに感謝する人生もあってよい。

2014年6月15日日曜日

Sun.June 15,2014 World League Week 4

男子バレーボールのワールドリーグD組の第4週は、日本の小牧市で昨日に引き続き、日本での第2戦が行われた。結果は1-3の敗退であった。日本は、昨日同様、体調の悪いセッターの深津と練習で怪我のエース福澤を欠いた。アルゼンチンもレギュラー1人を怪我で母国に残してきた。

日本は、昨日の結果により、7連敗でD組の最下位が決定し、決勝リーグには進めないことが決まった。日本のミスの数が4セットで27本ある。体格で劣る日本は精緻なバレーをして相手のミスを生じさせることが必要である。サーブ時のミスもリスクを負わねばリターンがないということは理解できるが、それでも1セットに3本までとしたい。ネットにかけるようなミスはリターンを期待できるミスではなく、自チームの戦意を消失させる「失点」であるということを指揮官は強調するべきだ。

ミスは、集中力の欠如から生じる。普段の練習態度が実戦の時に出てくる。実戦は練習のように、練習は実戦のように・・・ではなく、練習は実戦以上に、実戦は実戦のように、というのが私の持論である。そうでなくては、集中力は育たない。

2014年6月14日土曜日

Sat,June 14,2014 ワールドリーグ男子バレーが日本で開催

海外で転戦していた、新生全日本男子が日本の小牧市にアルゼンチンを迎えて今日の午後に対戦した。日本は現在Dグループ(4チーム2回戦総当たり)で6戦全敗である。

新生になったばかりの全日本男子は、このDグループ(フランス、ドイツ、アルゼンチン、日本)の中ではもっとも実力がない。今、これらのチームに勝利をあげることは難しいことであろう。

結果は、FIVBのライブスコアを見ていたが0-3のストレート敗退であった。主力の正セッターの深津とエースの福澤はゲームに出ていなかった。若い選手で国際大会の経験が浅く、ましてホームでやることは経験の浅い選手にとってはナーバス(神経質)になってミスが多くなってしまうことは良くあることだ。

この日も、大活躍したのはキャプテンの越川であった。ベテランは、リラックスしてプレーする術を知っている。若手は、日本だからといって、気持ちが入りすぎても、力みが出て、動きに柔らかさが出てこない。リラックスして燃えることが良いパフォーマンスを発揮する秘訣である。

全日本男子には、今は生みの苦しみとして辛抱して、負け試合でも気持ちは折れずにポジティブに考えて、9月のアジア大会で2位以上のメダルを目指して欲しい。

私も頑張る。南部さん、頑張ろう。今の苦労は、きっと実ります。