日本にいたときは、週1回のソフトバレーのゲームを行うことで体調を整えていた。こちらに来てからは、口は動かしているが、体をさほど動かしていない。ウオーキングするのしても、日差しは強く、長い距離を歩けない。夜の散歩は、物騒である。
そこで思い出した。自宅のアパートメントの屋上に20mプールがある。それも私の部屋代に含まれているので、これを利用しない手はない。来週から、スイミングを始めよう。8月に一時帰国する予定でであるが、ずんぐりした体形に変化した私を見て、日本の知り合いたちの話のネタになるようでは困る。
競技場のトラックをよく見ていたら、随分と小柄なランナーが黙々と走っている。「ワタナベセンセイ、アノ人ハ日本カラ来タ、ランナーデス」。アシスタントコーチがカンボジア語で、そんなことを言っていた。よく見ると、以前話題になった日本のお笑い芸能人の人である。まだ、走っているんだ・・・。
チームは、早朝の涼しい時に陸上トレーニングを終え、今日から3日間あるという練習試合の会場に移動した。
(市内でときどき見かけるフットサル場であるが、利用している人をまだ見たことはない。お金を出して、このような立派なところを借りなくとも無料の地面は沢山あるので、まだフットサル場は時期尚早なのかもしれない) |
会場は、今月末にカンボジアで初めて開店する日本のショッピングモールのイオンのすぐ近くにあった。イオンも、あと1週間ほどで開店する。楽しみである。会場は、フットサル場と隣接して建てられている屋内球技場であった。コート周りのフリーゾーンが若干狭いものの通常の練習の場としては申し分ない。
きょうから日曜日まで、この会場で私が指導手伝いをしているプノンペンのポリス(警察)チーム、そして地方からも同じくポリス(警察)チームが2チーム、計3チームが集まって練習試合を行う。地方のチームからも選手の発掘を私は考えている。2週間前のお隣の州での友好試合ではこれといって目立った選手はいなかった。
(No.6の選手が目を引いた。荒削りであるが高さはある。ブロック時に顔までネット上に出ている) |
今回は1名いた。ミドルブロッカー(以前の言い方でセンタープレーヤー)で身長196cm。高さはある。鍛えればブロックと速攻だけはモノになりそうだ。早速、ノートにメモした。ミドルブロッカーはプノンペンポリスチームに既に1人、眼をつけている193cmの若い選手がいる。彼は、きょうも、私の周りにまとわりついてカンボジア語なまりの聞き取りにくい英語で話しかけてくる。
その彼が、あの地方のポリスチームの若いコーチはタイ人です、と教えてくれた。この国では、他にベトナムや中国からも若いコーチが地方のクラブチームで指導しているということを最近聞いた。機会があれば、彼らとも会って話を聞いてみたい。
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