この国のチームのトップ8を全て観戦したわけではないが、2週間前にトップの2チームのゲームを見て感じたことは、スパイクのパワーだけは素晴らしい、と評価できる。
但し、ブロッカーをつけずに行うスパイクに関してである。ゲーム前のスパイク練習は観客も1本1本のスパイクに歓声をあげて選手達を鼓舞する。確かに、普段の練習でもスパイクにかける時間は多い。
そして、ゲームになると、当然であるが、相手コートネット際にはブロッカーがいる。ゲームになると、スパイカーのミスが極端に多くなる。これも当然なのであるが、練習中は良いセット(最近では日本でもでも「トス」のことを「set:セット」と呼ぶようになった)をノーブロッカーで気持ち良く床に打ち付けている。ゲームでは、そんなに良いセットは数本しかない。ましてやブロッカーが立ち塞ぐ。
日本の中・高校生の部活で、このような良い条件だけの練習をやっているところは、県大会に進むのがやっとというレベルである。基本の練習は、良いセットでブロックをつけないでやって欲しい。そして次のレベルは応用である。ゲームに近い条件を付けてやることが応用である。
例えば、ブロッカーを1枚(シングル・ブロック)付けて、スパイク練習するだけで、ブロッカーを意識してボールを打つようになる。コース打ちの練習にも発展できる。例えば、2段トス(ネットから離れたところからのプレーヤーのセット)を打つことはゲームで頻繁にある。上位に行けば、ラリーが続き、ネット際からの良いセットよりも2段セットのほうが圧倒的に多くなる。
そんなわけで、今日からポリスの練習にブロックの練習を加えて、同時にスパイクのブロックを見ての攻撃やブロックを利用しての攻撃の練習になるようにした。ブロックの基本のステップから始めた。
仏教国であるこの国のお坊さんたちの衣装は、濃いオレンジ色である。画像のように、モーターバイクで移動するお坊さんの姿をよく見かける。どこに行くのであろうか?ヘルメットをかぶらないで乗っている人はまだ多い。
4人乗りも見かける。交通事故も、増加していると聞いている。取り締まりを強化すれば、市民の移動に支障をきたすということも理解できるが、事故が起きてしまっては元も子もない。
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