2014年6月29日日曜日

Wed.June 25,2014 アプサラ踊りの木彫りを求めて

カンボジアと言えば、世界遺産のアンコールワット。ワットとはお寺と言う意味。古代の首都であるアンコールには数多くのワットが建てられた。それらの壁面のリレーフに天女が彫られている。天女は「アプサラ」と呼ばれ、神と人との仲介者として踊るダンサーである。

9世紀ごろに、この踊りは宮廷文化として根付いた。日本神話にも似たような話はある。踊りは女性のほうが男性よりも魅力的なのであろう。天照大神(あまてらすおおみかみ)も天の岩戸に閉じこもったが、アメノウズメという女神(日本最古の踊子であり芸能の神)の踊り見たさに岩戸からでてきたというお話が『古事記』や『日本書紀』にある。
(この人は売り子。踊子ではない。値段表は付いていない)

今日の練習を終えて、そのアプサラの踊りの木彫りを求めて、専門店に行った。私が行ったのは、あまり観光客が来ないようなお店であった。値切り交渉をして1,800円のものを1,600円で購入した。もう少し値切れたと思ったが、値切り交渉の初心者の私には、今のところこんなものであろう。
(自宅のリビングにある本棚に置いた。大理石でできているモノは、もう少し高い)

日本では、値切られるほうは得意であった。「持ってけ、泥棒!」などと気前が良いものだから、インターハイや国民体育大会などでのmizunoの売店では、部下たちから「渡邉さん、なるべく売店におらずに会場の中にいてくれませんか?」と懇願される始末であった。カンボジアには、日本の渡邉のような人はいないのか?・・・などと、暑さで機能停止寸前の私の脳は何やら唱え始めた。

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