2015年5月19日火曜日

17,May 2015 選手団ウエアを頂いた

6月5日に開会式を迎える東南アジア大会を控えて、カンボジアオリンピック委員会から選手団用の公式ウエアを頂きました。

2週間前に、採寸がありました。メジャーで随分念入りに採寸をするので夏用のブレザーも作ってくれるのかと思いました。そして、昨日、セレモニー用の上下シャツ・パンツ、ハーフパンツ、ポロシャツ、Tシャツを頂きました。

自宅で試着してみて、やはり、全てはフイットしませんでした。実は、スポーツウエアの採寸に必要なのは、プロパーを試着してみて、そこから+-を採寸表に記入するほうが出来上がりにサイズ間違いがほとんどないのです。

私が、日本のスポーツ総合メーカーに就職して間もないころ、ソ連(現ロシア)の女子バレー選手の採寸を1人でやることになりました。メジャーを持参して1人1人念入りに採寸していきました。当時のソ連の選手達は下着をつけていませんでした。当時、まだ20歳代のウブな私が女子バレー選手の身体にメジャーを通じて触れたのですから、相当顔を赤らめていたに相違ありません。彼女たちの方は、私を少しからかってみようとしたのでしょう。

そして、メジャーだけでは心配でしたので、持参してきたウエアの現物を実際試着して頂いて確認しました。そこでわかったのは、サイズ的にはフィットしていても、選手によって好みがあることが判ったのです。例えば、ある選手は、股上を更に長くしてほしい、またある選手は全体的に大きめなのが良いとか、まちまちでした。

時間はかかりましたが、二重の採寸をやったお蔭で、1週間後の納品時には、問題はまったくありませんでした。それにしても、アンダーバストとトップバストを測るときは赤面しました。また、実際の試着時に、彼女たちは私が目の前にいることを意に介さずにシャツをパッと脱ぎ捨て下着姿になって試着したのには驚きました。

さて、さて、お話をカンボジアに戻しまして・・・私が頂いた選手団用のウエア5点で、サイズがフィットしたのはポロシャツとセレモニーシャツ、そして帽子の3点だけでした。全くサイズの合わないのがセレモニーパンツでした。これでは、見た目が悪いので、カンボジア・オリンピック委員会に交換を申し出たのですが、あいにく交換用はないと言われました。

そこでやむなく、アパートメントの近くに最近できたばかりの洒落たテイラー(洋品店)に行って、サイズ直しを依頼しました。店主は香港人で、こちらの依頼を気持ちよく引き受けてくれました。上着には裏地も付いていましたので、それも取り除いてもらうことにしました。金額は$30でした。

2015年5月17日日曜日

16,May 2015 ベトナムとの友好親善試合を終えて

9月にナショナルチーム・メンバーの選考、そして10月にナショナルチームを結成し短期の合宿を繰り返してきました。1月からはスポーツ省から選手の活動費が僅かであるが出るようになり、月平均18日間合宿を今までやって来ました。

先月からは、筋トレと戦術中心の練習に切り替えました。また練習会場もシンガポールで開催される東南アジア大会の会場と同じような天井の高いサイズの体育館に会場を移しました。

昨年末からこの国のバレーボール連盟に月一度の海外遠征を要望していました。海外と言っても、隣国のベトナム、タイランド、ラオスは陸続きですので、車でしたら一番遠いタイランドでも10時間で行けます。ベトナムのホーチミン市でしたら5時間ほどで行けます。飛行機でしたら、どの国にでも1時間で行けます。

その要望がやっと叶いました。相手チームはナショナルチームでなかったのは残念でしたが、ベトナムから国内1位と2位のチームが親善友好試合でプノンペン市に来てくれました。本当は、こちらから行くことを要望していたのですが、とにかく我がチームにとっては初めての対外試合になるので練習成果を試す絶好の機会です。この試合で、強み弱みを見極め、次の練習課題を見つけることができます。

カンボジア国内最大の体育館で観客を入れて、公認審判員が配置され、本番と同じようにアナウンサーも付き、私の監督としての最初の試合が始まりました。
(閉会式。バレーボール連盟会長が優勝チームのカンボジアナショナルチームに花束を贈呈)

結果は、2日間、2試合とも3-0の勝利でした。最初の試合は、若い選手達は緊張していました。私だけが、試合できる喜びで緊張感はありませんでした。それどころか、審判団がしっかりやれるかどうかそちらの方も気になって、実は試合前に審判団を集めてミニ講習を行ったくらいです。

気持ちはコート上の選手達と一緒でした。監督はベンチを離れてコートまわりの監督制限区域外でしたら立ったり、歩くことが許されています。相手のサーバーに対して、思わず私もレシーブの構えをしてみたり、声を出したり、サインを出したり、結構パフォーマンスが多かったと思います。そのせいか、2日目の試合前の選手と監督の紹介アナウンスでは、観客からの私への拍手が選手達よりも多かったようです。

2週間後には、シンガポールで東南アジ大会が始まります。2試合目にベトナムチームと対戦します。今回、対戦したベトナムクラブチームには現役のナショナルチームの選手はいませんでした。現役ナショナル選手は、現在ミャンマーで行われている第1回アジア男子U-23大会(日本も出場して現在グループ2位。アシスタントコーチである早稲田大学松井先生より連絡がありました)に出場しています。恐らく、今回のクラブチームのスタッフからカンボジアナショナルチームのデータは伝えられると思います。

勿論、私は、今回と同じような戦術は用いません。しかし、新しい戦術を覚えるには時間が足りませんので今の戦術の精度を上げ、そして少しだけ応用を付け加えようと思っています。

その応用とは「軟」です。日本語に「硬軟織り交ぜて」という言葉があります。カンボジアの選手達は、フェイント(英語ではtip)をほとんどしません。「力強くスパイクを決めるのが男だ!」と言わんばかりに、観客席に入らんばかりの鋭角的なスパイクを打ちます。彼らにとって、スパイク練習は、1時間やっても疲れを感じないようです。

反面、フェイントをされるとコンクリートのコートで普段練習している彼らはスライディングもフライイング(英語ではdive)もできません。彼らの前方へのレシーブは、体を倒すようにしてボールを上げ、最後は腕立て伏せをします。私にはマネのできない技術です。

ナショナルチームの練習会場は、昨年木製の床に張り替えになったオリンピック・スタジアム内体育館です。私は、レシーブの不得意な彼らに、まずパン・ケーキ・レシーブを指導しました。これをやることで床への恐怖感が薄れます。次に左右へのスライディングと移行していきます。
(午前中の調整練習後に選手から思わず撮られた。後方の選手は185cmと小柄ながら驚異的なジャンプ力で安定したバックアタックを決める、我がチームのオポジット。サウスポーなのでブロックも止めにくい。Vチャレンジレベルでは十分通用する。前方にいるのは190cmのミドルブロッカー。ここぞという時に弱気になるタイプなので、いつも叱咤激励している。左側に写っているのは、怪しげな按摩さんタイプの私。外出時はいつもサングラスがないと眩しくて歩けない)

また、話が長くなってきました。きょうは、この辺で終了します。

明日は、フンセン首相主催の2度目の激励会があります。本音を言うと、激励会のスピーチよりもバイキングスタイルの昼食激励会の方が、普段満足な食事をしていない選手達にはより有効な激励になると思うのですが・・・首相と直接お会いできたら、ダメ元でお願いしてみます。

2015年5月15日金曜日

14,May 2015 The Top 25 Cities to Visit in the World

訪れてみたい世界のトップ25都市がWEB上で世界的に有名な「トリップ・アドヴァイザー」から発表されました。

そして、トラベル・サイトで数100万人の投票でのベスト2位に、なんと現在私が住んでいるカンボジア王国のシェム・リアップ( Siem Reapが入りました。私が住んでいる首都プノンペン市から飛行機で45分、車では7時間かかります。ここには、世界遺産のアンコールワットがあります。世界で最も大きな宗教的な建造物群です。辺りには数百の仏教寺院が点在しています。また、神秘的な滝壺もあり泳ぐことができます。夕日も幻想的で美しいと評判です。

実は、私はまだ訪れていません。来月の東南アジア大会が終了してからじっくりと観光に行ってみようと思っています。

ちなみに、投票第1位は、モロッコのマラケッシュ、第3位は、トルコのイスタンブールでした。選考の基準は、訪れたい歴史的な都市を選ぶようですが、我が日本の京都が25以内にも入っていないのが解せません。

いずれにしろ、世界には、まだまだ多くの魅力ある都市が多いということです。生涯の内に何ヵ所訪れることができるでしょうか・・・。

2015年5月13日水曜日

13,May 2015 選手達全員が揃った日

昨日の練習から、初めてナショナルチームのメンバーが全員集合しました。

1月より、長期合宿を行っています。聞こえはいいですが、実態は、海外遠征のない単調な合宿です。選手達が飽きないようにメニューを毎週変えています。

そして、月の20日間、練習していますが、誰かが病気や怪我や実家の不幸などで欠席します。当初は、私に連絡なしで休みを勝手にとる選手がほとんどでしたが、今は、必ず携帯電話にメールで休む理由が入ってくるようになりました。

教育の機会を作れば、誰でも学んでくれます。何が良くて、何が悪いことなのか、丁寧に指導すれば選手達は理解していきます。

今日の練習では、A・Bチーム戦を行って、スタメン・チームがリードした時に、リベロをベンチに戻して、ミドル・ブロッカーをコートに戻しました。選手達に説明しました。試合中にリベロが捻挫する場合もある。それを想定して今日は練習をやっている、と言いましたら彼らは理解できたようです。

良い状況の時だけ想定しても、本番ではそうは問屋が卸しません。悪い状況も想定して準備しておくことが大事です。日本語では「詰めた練習」と言います。私は、若い時、よく上司に言われました。「詰めが甘いよ、お前は」。英語では「AプランだけでなくBプラン、Cプランも必要」と表現します。

悪いところは、沢山目立つものです。しかし、本番が近い今は、良いところを伸ばしながら、褒めて良いムードを作っていく時期と思っています。そして、緊張感のある練習を心がけています。

12,May 2015 壮行式が行われました

本日は、カンボジア・オリンピック委員会(NOCC:National Olympic Committee of Cambodia)が、6月から始まる東南アジア大会(SEA games)に出場する選手、役員をNOCC本部に集めて壮行会と記者会見を挙行してくれました。

選手団は、役員、選手の総勢223名ですが、本日の午前中はその半数が出席しました。毎回、このブログに打ち込むのも嫌なのですが、この連絡が私に伝わったのは、昨日のことです。毎度のことですので、わたしは驚きもしませんが、ため息は出ます。


(我がチームの面々です。平均年齢23歳の若いチームです。本格的なバレーボール歴は平均5年です。式の始まる前に私が後ろ向きでこの画像を撮りました。この笑顔をシンガポールの本番で数多く見たいものです)

さらに、会が始まったのは、予定の9時を30分過ぎてから始まりました。これもいつもの慣行です。
(国家の歌詞です。内容は偉大な歴史を讃えています)

会の始まる30分前に、クメール語で書かれた文書を手渡されました。国歌です。若い選手達のほとんどは国歌を諳んじていないということです。私も歌詞の意味を英語に訳してもらい、5回ほど練習しました。おかげで、一小節目だけは歌えるようになりました。

さて、挨拶は事務局長が、各種目の監督と選手達を順次紹介して行きました。そして次に観光省大臣でありカンボジア・オリンピック委員会委員長でもあるMr.Thong Khonの挨拶が始まりました。45分間の長いスピーチでした。

その後、カンボジア・オリンピック委員会を15年来スポンサーとして支援してきた飲料会社のアンコール・ビール(Angkor Beer)社の代表と同じくスポンサーでホテルとカジノ業を営むナガ・ワールド社の代表の挨拶を頂きました。この両名は、英語で挨拶しました。

式後に、ナガワールド社(金界:経営者は中国人と聞いています)の代表(イベントマネージャー)と名刺交換をさせて頂きました。聞けば、彼はシンガポール人ということでした。恐らく華僑のシンガポール人なのでしょう。道理で、英語が流暢であったわけです。





2015年5月10日日曜日

10,May 2015  東南アジア大会バレーボール組み合わせ決定

東南アジア大会(SEA Games)の組み合わせが決まるころだと思い、インターネットで大会HPを見てみました。

カンボジア国内の新聞には、既にサッカー競技の組み合わせが報じられていました。それであれば、他競技の組み合わせも決まっているに違いないと思っていました。

カンボジアバレーボール連盟からは、まったく連絡が来ません。それはそれで、いつものことですから、待っているのではなく、できることは、こちら側からアクションを起こせばよいのです。

出場国は、東南アジア(ASEAN:アセアン)諸国11か国の内、8か国が出場します。

グループA: Thailand、 Malaysia、 Philippines、 Myanmar
グループB: Cambodia、Vietnam、  Indonesia、  Singapore





Date

Time

Score

Set 1

Set 2

Set 3

Set 4

Set 5

Total

Report

10 Jun

19:00




 

 

 

 

 

 

 

11 Jun

19:00




 

 

 

 

 

 

 

12 Jun

15:00




 

 

 

 

 

 

 

12 Jun

17:00




 

 

 

 

 

 

 

13 Jun

17:00




 

 

 

 

 

 

 

14 Jun

12:00




 

 

 

 

 

 

 


我がカンボジアは、Bグループに入りました。そして、私の予想通り、開催国のシンガポールも同じBグループに入っていました。組合せがどのように行われたのか詳細は判りませんが、もし私が開催国の関係者であれば、この大会で常に最下位の成績を残している弱いカンボジアと同じグループに入ることを望みます。

他国のチームが、カンボジアは今年も弱いに違いない、と思ってくれれば、しめたものです。今回のカンボジアの目標はベスト4です。私の心中では、最低目標は6位以上です。選手達は、ベスト4など無理だと当初は思っていたようですが、強敵のタイやインドネシアを除けば、他の国とは実力は互角に近いと思い始めてきました。

以前から、ここのブログでも述べてきましたが、隣国のベトナムやタイは車で行っても7時間~10時間ほどの距離なので、国際友好試合を年に数回繰り返せば、カンボジアは間違いなくベスト4に入れると私は確信しています。国内だけで長期合宿しても、選手達は飽きてきます。フレッシュな気分で練習をするためにも、他国に行っていろいろなカラーのチームと戦い、対応する戦術を試しながらチームを創っていきたいですね。

先月、カンボジアバレーボール連盟のある役員から、「Mr.渡邉、もっと選手達を厳しく指導してください。日中だけでなく、夜も練習してください」と、要望されました。

それに対して、私は答えました。「練習時間を増やしたり、厳しくすることには私も賛成です。しかし、そのためには最低でも次の2つの条件が必要です。1つは、厳しいトレーニングに耐えられる栄養価の高い食事。もう1つは、体を休めることのできる宿泊施設」。

その役員は、私の回答を聞いて、それ以上何も言いませんでした。彼も、そのような環境整備のための強化資金がないということをもともと理解していたのでしょう。日本の部活の先生のように、私も時に自分のポケットマネーから選手達に飲み物や食事代を出します。

ホワイトテープ・医薬品も、私が日本から持参したものや、先日日本から見えたママさんバレーの人達に持ってきていただいた消炎貼り薬、そしてこの国で買った冷却スプレーなどをメディカルバッグに入れて練習場に持ち込んでいます。




09,May 2015 歌うために生まれ、亡くなっても歌い継がれる歌手

私が、カラオケで必ず歌うのがテレサ・テンの「時の流れるままに」です。

彼女は1980年代に日本でデビューして、もともと備わっていた天性の美声に加えて人生のアップダウンを経て表現力が豊かになり、アジアを代表する歌姫として我々日本人にも忘れられない歌手となりました。

昨日は、彼女が42歳で亡くなって20年目の日でした。

彼女が歌う歌詞にある「あなた」というのは、歌か結婚かと揺れ動き、結局、歌を選んで昔別れた婚約者を指すのではなく、実は「歌手」を指していたのです。そこに、彼女の決意を感じることができます。

そういえば、このところ半年ほどカラオケに行っていません。誰か一緒に行く人はいないかな?