昨日の練習から、初めてナショナルチームのメンバーが全員集合しました。
1月より、長期合宿を行っています。聞こえはいいですが、実態は、海外遠征のない単調な合宿です。選手達が飽きないようにメニューを毎週変えています。
そして、月の20日間、練習していますが、誰かが病気や怪我や実家の不幸などで欠席します。当初は、私に連絡なしで休みを勝手にとる選手がほとんどでしたが、今は、必ず携帯電話にメールで休む理由が入ってくるようになりました。
教育の機会を作れば、誰でも学んでくれます。何が良くて、何が悪いことなのか、丁寧に指導すれば選手達は理解していきます。
今日の練習では、A・Bチーム戦を行って、スタメン・チームがリードした時に、リベロをベンチに戻して、ミドル・ブロッカーをコートに戻しました。選手達に説明しました。試合中にリベロが捻挫する場合もある。それを想定して今日は練習をやっている、と言いましたら彼らは理解できたようです。
良い状況の時だけ想定しても、本番ではそうは問屋が卸しません。悪い状況も想定して準備しておくことが大事です。日本語では「詰めた練習」と言います。私は、若い時、よく上司に言われました。「詰めが甘いよ、お前は」。英語では「AプランだけでなくBプラン、Cプランも必要」と表現します。
悪いところは、沢山目立つものです。しかし、本番が近い今は、良いところを伸ばしながら、褒めて良いムードを作っていく時期と思っています。そして、緊張感のある練習を心がけています。
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