2011年1月25日火曜日

1/21(金)~23(日) 伊豆大島にてソフトバレー交流大会


 金曜日の夜に東京の竹芝桟橋から船で伊豆大島に向かった。同行者は、モントリオールオリンピック金メダリストの白井貴子さん、矢野広美さんのお二人に茨城県県西地区ソフトバレーボール連盟会長の望月さん、そして主催者の(財)東京都スポーツ文化事業団職員4名の計8名である。

 翌朝6時に大島の岡田港に着岸、宿から出迎えの車に乗って20分ほどのところにある海辺の大島館と言う旅館に入った。風呂場でシャワーを借り、髭も剃りさっぱりとしたところで朝食を皆で頂いた。

 会場の都立大島高校体育館では、5年ぶりに再会する方達が待っていた。大島町の教育委員長、体育協会会長、体育指導員協議会会長など町のスポーツ界の重鎮が勢揃いしていた。その中でも、リーダーはバレーボール協会会長の岡田チヨさんだ。今回の交流会でも主管として奔走したと聞いている。この人の魅力は、迅速な行動力だ。あの小柄な体のどこにそんなエネルギーがあるかと思えるほどパワフルだ。思い立ったら即行動、そして細やかな気配り。岡田さんが町のスポーツリーダー格なのもうなずける。今回の交流大会の主目的である「大島町に総合型地域スポーツクラブの創設」も彼女がGMとして牽引してくれると確信している。

 交流大会の種別は、年齢フリーの混合のみで、7チームが島内から参加、島外からは我々講師チーム「プライア」チームの計8チームである。各チーム3ゲームの後、4試合目が決勝戦となった。決勝戦が平均年齢58歳の講師チームと30歳代のパワフルな若者チームとなった。我がチームのエースである世界の大砲の白井も今年57歳、歴戦で膝と腰がガタガタ。フルセットになるかと思われたが、我がチームには救世主の望月さんがいる。三日前に還暦を迎えたが、熟練のソフトの技を披露し辛くも勝利を得ることができた。金メダリストの面目を補ったいぶし銀のプレーと言える。

 夜の交流パーティでは、名物の島寿司を沢山いただき、島焼酎を延々と飲み続けた。若者達と会話も弾んだ。一番賑やかだったのは60歳以上で大会に初参加した島の女性達である。このおばさん達が愛好者の中心になって活動できるように行政が後押しすれば上手く組織ができていくだろうなと感じた次第である。

(画像は、大会翌日に20年前に噴火した三原山山頂に上っての記念写真。前列左に白井さん、後列左が望月さん、前列右側に私、他の3名が財団職員)

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