私が定期的に1チームのママさんバレーの指導をする目的は3つある。まず、普通のママさんバレーの実態を知ること。次に、大人の初心者を指導することで私自身の指導力を鍛えること。最後に、ママさん達にバレーボールをますます好きになって欲しいから。この先にあるのは、地域と密着した活動と言うことになるのであるが、追々展開していこうと考えている。
さて、この日は千葉市の公式大会を来週に控え、練習試合を組んだ。相手は自分達のチームよりやや上位のレベルのチームである。4セットやって得セットは1セットだけであったが、公式大会に向けての分析、対策はできた。何より、練習試合を終えて、私はすぐにでも帰ろうと思っていたが、メンバーが「コーチ、ミーティングしましょう」と積極的に努力しようという意識が出てきたことは喜ばしい。もっとも、私にとってのミーティングとは、晩酌タイムなのであるが、メンバーのマンションの近くにあるファミレスで軽食を取りながら小一時間ほどバレーボールの話ができた。
来週の公式大会で、3つ勝利すれば上位の1部に昇格する。ママさん達の意欲がどこまで通じるか楽しみである。勝っても負けても、レクリエーションスポーツとしてのママさんバレーである。勝っても謙虚に、負けても相手に祝福の言葉を笑顔で握手と共に交わせるようにお願いしている。挑戦を続けるところに意義がある。ママさんバレーが生活の一部として心身に爽快感を与えるものとして、また地域での連帯感の形成に寄与しながら継続していって頂ければありがたい。
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