2012年11月29日木曜日

Mon.Nov.26,2012 三宅島でソフトバレー交流会

  先週の金曜日夜に竹芝桟橋から大型船に乗って伊豆諸島の三宅島に向かった。

(今から乗り込む「さるびあ丸」は5,000t、全長120m、乗客1900名の貨客船。夏には東京湾内納涼クルーズにも一働きしている)
条件付きではあったが、10時20分に出港した。条件付とは、強風などで波が高く、島の港に船が接岸できない場合は、次の島で下船する場合もあるということ。幸い、私はまだそのような経験はない。

(出港して直ぐに東京ベイブリッジの下をくぐっていく)

部屋は、一等船室で、10人分の簡易布団のセットが置いてある。この日、この部屋には私以外は誰もいない。広い部屋の中で途中のコンビニで買ってきたワンカップの日本酒をちびりちびり飲みながら、部屋のTVを観て、早めに眠りに着いた。

 翌日、4時半には起床し、5時には下船した。外はまだ暗く、低気圧の影響で小雨が降っている。教育委員会から浅沼さんが出迎えに来ていた。三宅島には、4回目の訪問であるが、昨年までの担当者から係長の浅沼さんに代わった。今年の2月に村長選挙があって村長が代わったこともある程度影響しているのか、それとも島の行政は3~4年で各部をぐるぐる異動するので定期異動なのかはわからない。軽い船酔いと睡眠不足で頭が重い。出迎えの浅沼さんも朝早くからの出迎えのせいか口が重い。

 民宿に着いて、約2時間ほど仮眠してから朝食を採り、11時に会場である三宅島中学校に行き、準備の状況を見に行った。驚いた。担当が替わるとまた一からの指導となる例が多いのであるが、ここは更に進歩している。引継ぎがきちんとできている。過去3年間、1日目に講習会を行い、2日目に村民対象に交流大会を開催してきた経験をベースに新しい担当者が更にレベルを上げているのが準備品を見て感じた。

 午後から、明日出場される村民の人達が子連れで集まった。昨年までは、私のほかに講師として元オリンピック選手もいたので比較的楽だったが、今回は元選手たちも都合が悪く、私だけで奮闘した。講師活動は二人が良い。楽と言うより、2人だと余裕があり、気の利いたアイデアを出せるからだ。

 二日目の交流大会も無事済み、夕食には、大会役員で運営して頂いた体育推進委員会の会長、副会長そして行政担当の浅沼さんが加わって4人で三宅島ならではの海の幸を堪能させて頂いた。

 きょう月曜日の天候は思わしくない。昨日だけ晴天であったのは大会運営には都合が良かったが、今日の夕方に急ぎの用事があって帰る私には本日の小雨でやや風が強い天候に不安が膨らんだ。本日の帰路のコースは、三宅島から大島にヘリコプターで移動。すぐさま、8人載りのプロペラ機乗り換えて調布空港にいき、そこから中央線、総武線を乗り継いで4時ごろには来年度からの就職のために応募書類を指定の場所に持参する予定であった。

 結果は、無事間に合った・・・。ヘリコプターも飛び立つ直前になって、欠航になるかもしれないと言われハラハラしたが、低い雲の下を有視界飛行で20分で大島に着いた。ところが大島からの飛行機は完全に欠航と決また。直ぐにタクシーで港に移動して、熱海行き快速ジェット船に飛び乗った。東京行きは欠航。熱海行きも条件付の出港であった。途中で波が高ければ引き返すという。おいおい・・・頼むよ・・・。という祈りが海神様に通じたのか、熱海港に20分で到着。バスに乗り換えJR熱海駅から新幹線こだまで東京駅へ、そして応募書類を無事に届けることができた。本日が締め切りであった。やれやれ・・・。


 

 

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