今月は、私の生誕祭がある。生誕祭とは、ちとオーバーだ。生誕祭とは、遠い昔、既に亡くなった偉大な方の誕生日のことを言う。私の場合は、生まれて来てあげた日のことを言う。まてまて、これも尊大ぶっていかん。素直に、27日に61歳になる日だよ、と言おう。60歳までは皆さん方に助けられ、憐憫の情を掛けられて生かされてきたこの命。61歳からは、自分から廻りの人たちを助け、惻隠の情を持って人に接していきたい。しかし、私の場合は、どうも「いじわる爺さん」になりつつあるようだ。権力にふんぞり返っている人や、人の気持ちを平気で踏みにじる人、お金がすべてだと思っている人、言っていることと行動があまりに違いすぎる人・・・そんな人たちに「いじわる爺さん」になって嫌われるような人になりつつある。
さて、前置きが長くなってしまった。本日の朝日新聞夕刊に現在、開催されているVリーグ男子の記事が載っていた。朝刊には、女子の写真入りの記事は載っても、男子はほとんど結果のみで写真などめったに載らない。親しい記者に、その理由を聞くと、ロンドンオリンピックに出場しなかった種目は写真入りではめったに報道されません、とのことであった。
(イタリア流で快進撃?イタリア流ではなく、私はこれが「グローバルスタンダード」な闘い方だと思う。イタリアのバレーは、筋トレ、そしてデータで一時世界のバレーをリードした。これからはメンタル、そして(協会)組織力の闘いが重要になってくると考えている) |
例えば、サーブが功を奏して、セッターのトスする位置がアタックライン上であれば、クイックなしと判断して、残りは左右のスパイカーとバックアタッカーにブロックのターゲットを絞ればよい。更に、データで、そういった状況で誰にトスが上がっているかの確率に従ってブロックの意思決定をすれば良い。ブロックに跳ばない、ターゲットから外すスパイカーは、勇気をもって捨てるべきである。
高校バレーにおいて、私がアドバイザーしたチームには、県大会決勝戦クラスでも削減した1人のアタッカーには、ノーブロックにして他の2人にブロッカーを対応させた(専門的には2人バンチのコミットブロック)。高校生レベルでは、ノーブロックでも相手チームの4番手以下のスパイカーであれば結構、ダイレクトでレシーブできるものである。なにせ、ノーブロックであれば、スパイカーは助走方向に素直に打ってくるので、ボールのスピードはあってもレシーバ―はボールの正面に入りやすいのでボールも上がりやすい。
もちろん、練習試合からそのようなことをやっていなくては、公式試合で突然「ノーブロックでやりなさい」と指示を出しても上手くいかない。意図的に、ノーブロックにして相手に打たせてレシーブ練習をやっておくべきである。
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