2013年2月25日月曜日

Sun.Feb.24,2013 何ともやりきれない…

恋人を射殺した疑いで訴追された両足義足のランナー、オスカー・ピストリウス被告(26)が保釈された。6月には判決が下される。

ピストリウス選手は南アフリカの国民であり、ヒーローである。パラリンピックの世界大会では優勝している。更にはロンドンオリンピックにも出場し活躍した。障がい者と健常者を分けるのでなく一緒に同じ舞台で闘う姿に私は感動した。

今回の事件にはスポーツにおける障がい者と健常者の共生、障がい者トップアスリート、そして南アフリカの抱える社会問題(人種、貧困、女性の地位、暴力、銃の所持など)が複雑に絡んでいる。

オリンピアン(オリンピック出場選手)は子供たちのヒーローである。そのヒーローが社会との約束事、ルールを守らないのでは子供たちの落胆ぶりも大きい。大人への信頼感も薄れる。

ピストリウス選手の自宅検証からはドーピングの疑いや拳銃マニアであったことも判明してきた。今後の裁判の判決を待つしかない。



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