2013年2月20日水曜日

Wed.Feb.20,2013 外国人監督が成功するためには?

全日本男子バレーに就任する日系米国人のゲーリーサトウ氏はハワイ生まれの58歳。弟のエリック氏は元米国代表で88年ソウル五輪金メダリスト。84年から米国代表コーチに就任。85年のW杯では監督代行として優勝に導き、最優秀監督賞を受賞。昨年のロンドン五輪でも米国代表コーチを務め、5位入賞した。

彼がその手腕を発揮するには、男子強化委員長との連携がポイントと考えている。選手を出す側のVリーグ機構、大学連盟とのパイプ役は重要だ。更には、JVA日本バレーボール協会の指導普及委員会と連携しての国内指導者の育成も視野にいれて欲しい。

私も遠い昔、アラブのTunisia男子ナショナルチームを2年間だけであるが、指導したことがある。アフリカ選手権、アラブ選手権で優勝したり、国内トップリーグ戦でも地元のSFAXという男子チームをアドヴァイスして初優勝した。それらの成績は私の両腕ともいうべき事務局長(ロンドンオリンピックでは監督になっていた)と年上のコーチ(故人)のおかげであった。私の拙いフランス語を彼らは5倍にも拡大解釈して選手に伝え彼らなりの理論を構築して行った。彼らとの出会いがなければ、ドラマチックな優勝はあり得なかった。最近のFIVBのランキングでは、Tunisie男子は全日本男子よりも上位に上がった。

サトウ新監督の両腕になる人物は誰になるのであろうか?強化委員長の森田先生も、もうしばらくは、休む暇もないでしょうね。

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