FIVBのホームページを見ていたら、チュニジア女子が世界選手権大会に出場するという最新 ニュースがあった。
チュニジアで私が最初に指導したのは男子ナショナルチームであった。1年後には女子のチームも実は指導していた。アラブ人女性に日本人で最初にバレーボールを指導したということになるのかもしれない。チュニジアは私がコーチで派遣された38年前の当時から一夫一婦制になっており、若い女性は、ファッションもイタリア、フランスが目と鼻の先ですぐ近くということもあり、ヨーロッパと変わりなく、近隣のアラブ諸国の女性のスポーツ環境とも全く違って自由快活であった。
当時の練習は、男女とも外であった。体育館で練習できるのは月に1回ぐらい。サーブは、風の影響で凄い変化がかかる。地面にフライイングレシーブを行うと膝などが擦りむいて痛いので、なるべく飛び込むようなレシーブはしない。
あの頃の教え子の女性たちの容姿や名前は今でも覚えている。なかには、アラブ人特有の目鼻立ちパッチリしたクレオパトラのような美人もいたり、東洋人に近い丸顔の女性もいたり、肌は私より白かった。皆さん、今では孫やひ孫に囲まれているのでしょうね。
チュニジアは決定戦でアフリカでは強国のケニアをケニアの首都ナイロビの会場で、つまりアウェイの状態でしかもフルセットをものにしての薄氷の勝利であった。世界選手権大会には3回目の出場である。世界選手権会開催国のイタリアに応援に行きたいね~。
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