2014年3月29日土曜日

Fri.March 28,2014 ASEAN情報の入手

ASEANとは、Association of South-East Asian Nationalの略である。日本語では、「東南アジア諸国連合」と称する。ASEANは、東南アジア10か国の経済・社会・政治・安全保障・文化に関する地域協力機構である。10か国とは、加盟順番にインドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、そして1999年に加盟したカンボジアの国々である。

域内の人口は6億人を超えており、5億人の人口を抱える欧州連合 (EU) より多い。2011年の加盟国の合計のGDPは2兆1,351億米ドルであり、日本のGDPの約36%の規模である。ASEANを一国家として見た場合、世界8位の規模を持つことになる。そして、ASEANは市場を一体化すること(一国家のように)で成長力を高め、中国に対抗する産業集積を構築しつつある。

そのASEANの中のある国に、近々私がバレーボールのコーチで行くかも知れない。準備はできるときに怠りなくやっておく、のが私のやり方である。色々な準備と並行して、かの国の経済状況をASEANという地域の中で少し学習しておこうと思い立ち、書店に行き最新刊を購入してきた。



購入してきたのが後藤康浩著『ネクスト・アジア』(日本経済新聞出版社)。今月の3月12日に出版されたばかりで情報が新鮮だ。文章も簡潔で読みやすい。購入した日に、半分読んでしまった。英語の学習もそうだが、自分に関係することはどんどん頭に入る。コーチングの英語や自分が住む国やその周りの経済に関しては乾いた砂に水が吸収されるかのようにスッスッと入っていく。これが学習法のコツだ。

昨日、ラオスから東京に一時帰国している日本語教師の奥様と電話で話をしていたら「渡邉さん・・・、自動車の交通量でその国の経済力が解るわよ」と言われていたが、この本にも同じようなことが書いてあった。

明日で、この本も読破するであろう。次は、宗教関係も読んでおきたい。








0 件のコメント: