本日は、御滝中学校に行きました。
昨年、この中学校に異動された戸板先生にお会いするためです。戸板先生と初めてお会いしたのは、かれこれ34年前です。彼女は当時、千葉県中学女子バレー界の名門である船橋市立大穴中学校女子バレーボール部の新任の先生でコーチでした。監督は、当時すでに伝説的な指導者となっていた雨宮先生でした。
私は、当時、船橋市バレーボール協会理事長でもあった雨宮先生の依頼で大穴ソフトバレーボールクラブのコーチ兼メンバー、そして市の指導普及委員会に入りました。私のバレーボール役員のスタートでもありました。
雨宮先生を通じて大穴中学のコーチであった戸板先生を紹介していただきました。彼女はその時、20代前半であったと思います。彼女はその後、青年海外協力隊に参加して、私の後輩になりました。日本に帰国して、また中学校の教員に戻り、指導者として千葉県トップチームを育てました。
20年ほど、しばらく音信不通でしたが、私がカンボジアに行ってフェイスブックを始めると、そこに彼女が頻繁に投稿してくれました。彼女の投稿に私は随分と励まされました。
そこで、本日は、彼女にカンボジアでの報告と御礼に彼女の赴任校である御滝中学校にお邪魔したわけです。
体育館には、御滝中学校女子バレーボール部のほかに東京から1チーム、市内から1チームの計3チームが夏休みの練習試合で集まっていました。指導者は、コーチも含めて全員女性です。
御滝中学校女子バレーボールの部員は、よく質問してきます。私は彼女たちの疑問に対して理論と実技で説明しました。できないことには、それなりの原因があります。その原因を見つけて対策を紹介してあげるのが、本日の臨時コーチである私の役目です。
午前中の練習試合を終えて、東京から見えた指導者を加えて3名で昼食を、船橋駅近くのファミレスで採りました。東京から見えた監督も青年海外協力隊出身でグアテマラに2年間行っていました。グアテマラの海外からの指導者受け入れに問題があったようで、キューバ人指導者と日本人指者の間で指導内容、方法をめぐり意見が衝突したようです。
発展途上の国には、どこの国でも、それなりに問題があります。外交政策上における外国人の支援も必要なことですが、多国籍の指導者をまとめることは大変難しいことです。1種目1国。つまりバレーボールに関しては日本、陸上に関してはキューバなどと種目別に国を分けるほうが指導法が年代を通じて統一されて宜しいと思います。
戸板先生のところには、月1回は訪問して、千葉県中学校バレーボールの現状をもっと教えていただこうと思っています。
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