私の予想が1つ外れました。4つに進むのは、実力のあるチームが揃ったプールBから3チーム、プールAからは、1チームだけが進出してくるであろうと予測していました。ところがプールA1位でオリンピック3連覇を目前にしていた地元ブラジル(プールA1位)が昨年のワールドカップ優勝の中国(プール4位)に2-3で、それも5セット目は15-13の2点差で敗退しました。
地元開催でメダルも取れずに敗退したブロジル女子にとっては、大ショックでしょうね。ブラジル チームの心中察します。
従って、ベスト4に残ったのは、全て、プールAからのチームで、先週戦ったばかりのチーム同士が残りました。何ということでしょう。
プールB4位の日本(世界ランキング5位)はプールA1位のUSA(世界ランキング1位)と戦い0-3で敗退して順位は5位から8位ということになりました。
USAのアキンラデ選手の最高到達点は3.31mなど、各選手の運動能力は高いですね。特にブロックの反応が早く、相手のセット(トス)が高くなれば、確実に2枚ブロックが相手のスパイカーを押さえ込んできます。USAのサービスもスピードは日本より速く、前後に効果的に揺さぶっていました。
片や日本チームは、これといった武器もありませんでした。また2020年への収穫もさほどありませんでした。救いは荒木始めベテラン勢が奮闘したことです。しかし、20歳前後の若手が少ない。2012年にロンドンで銅メダルを獲得した後の4年間、私は日本女子チームを見ていて、チームが真剣に新戦術に取り組んでいるのか疑問でした。
結果論として、チームは金メダルを取る努力が、上位のチームに比べて大いに不足していたということです。2012年と比べて進歩も変容もありませんでした。USA、中国、ネーザーランド(オランダ)、セルビアは、活性化していました。
決勝は、どうも...USAと中国になりそうです。
1-4位 中国
<試合日程>
08月18日(木) 第7日 準決勝
13:00 35 1-4位 中国 - オランダ
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