中国 - セルビア 3 - 1 (19-25, 25-17, 25-22, 25-23)
今大会のMVP(Most Valuable Player)には、中国のエースであるシュティ(Zhu Ting)が選ばれました。彼女はこの大会で合計179ポイントを挙げました。決勝でも彼女は、25点を挙げました。
中国は、3回目の金メダル獲得国となりました。1984年のロスアンジェルス、2004年のアテネ、そして今回のリオです。銀メダルは1996年のアトランタで、銅メダルは1988年のソウルと2008年の北京で取っています。
日本女子と比較した場合、銀と銅の数は同数ですが金が1個、中国が多いです。
190cm台の若い選手が多い中国女子は、ロウヘイ監督のもとで2014年世界選手権で準優勝、2015年のワールドカップで優勝、そしてオリンピックで優勝という成績を残しました。
監督のランピン(Lang Ping)は、1984年ロスアンジェルス オリンピックでは選手として金メダリストになりました。そして今回のオリンピックでは監督として金メダルを得ました。名選手は名指導者にもなれるということを証明しました。彼女の栄誉を称えたいと思います。
プレイで両チームに共通して言えることは、低くて速い攻撃的なサーブの実行です。彼女たちは、背伸びをすれば、片手がネットから出ます。そんな彼女たちがジャンプしてサーブを打つのですから、そのサーブは、放物線でなく、直線的に相手コートに、しかも回転せずに入ってきます。つまり、彼女たちのサーブは回転しないスパイクのようなものです。
決勝戦に先だって行われた3位決定戦は、USAがオランダに快勝して銅メダルを獲得しました。
オランダ - アメリカ 1 - 3 (23-25, 27-25, 22-25, 19-25)
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