2012年12月25日火曜日

Mon.Dec.24,2012  新潟の高校女子も熱い!

 新潟市内は、今朝も冷え込んだ。校内にある合宿所で監督と二人きりで2日前から寝起きしている。気温零下での起床。それから近くの牛丼屋さんに行き、朝定食を頂き、コンビニで新聞を買い、学校に帰り体育教官室に入る。

  アップを終え、基本練習に入るが、子供達に元気がない。集中力が乏しい。私は、女子バレーに必要なスローガンは、「明るく、元気に、美しく」といつも言っている。先ずは、大きな声で挨拶すること。基本練習の時にも、ボールを投げる(打つ)前に、ボールを受ける(レシーブ)前に、大きな声を出すこと。実際の試合の場面では、隣のコートでも試合をやっているかもしれない。観客の声援もある。ボソボソした普通の会話の声では、コート上の3m離れた仲間にも声が届かない。

  声に元気がない時、私は、円陣を組ませ、大きく、息の長い掛け声をかけさせる(英語ではlet's do cheer!と言う。チアガールのcheerである。cheerとは声援、応援の意味)。時には、学年別に歌を歌わせる。最後は、ステージで独唱させる。女子Playerは、女優であれ、と言っている。


(グループでまずダンス基本ステップの練習。この後、ステージに移って発表)
  元気を出してもらうために、今回はEXILEのダンス(Choo Choo TRAIN)をウォームアップでやってもらった。その後、新潟県立C高校女子バレー部員18名の心にも火が点(つ)いたようだ。動きが軽快になっていった。

 子供達は誰でも明るく、元気な性格を持っている。コーチはそれらを引き出すことだ。そして、明るく元気であれば、女性は誰でも美しく見える。

 昼に練習を終え、新幹線で東京に戻った。新潟は積雪が多く、自宅から学校に通うのも苦労だ。そんな厳しい自然環境にあって練習も十分できないであろうが、その分、室内での筋トレでスキルや戦術を補って欲しい。1月末の県大会新人戦には期待している。