(右上は陸奥湾、その先に津軽海峡が見える) |
九月からスタートして受講者が参加しやすい土日を選んでの開催であった。受講者の頑張りには頭が下がる。中には、隣県の秋田県から参加されている高校トップチームの教員もいる。女性は10名。全体の25%だから、多いほうだ。
午前中は、体力トレーニング実技。筋トレと神経系トレーニングを紹介した。筋トレは自体重トレーニングを行った。高校男子生徒をモデルにして、鍛える筋肉の位置、名称、実施上の注意事項を述べた。神経系は、私の専門のコーディネーション・トレーニングをボールを使用して行った。
その後、検定試験を実施し、講評を行い、六日間の専門教科講習を終了した。受講者は、この後、共通科目をNHK通信教育で受講しレポートを提出することで合格となる。共通科目ではスポーツ社会学、心理学など現場では学ぶ機会の少ない科目がある。指導者の幅が形成されるには、もってこいの科目構成がされている。資格認定書が渡されるのは、来年10月となるが、このあたりのシステムを短縮することができれば受講者の満足度も更に高まるのであるが、日本体育協会にはこの点を日本バレーボール協会を通じてお願いしておきたい。
(空港は小高い山の上にある。空港を過ぎると15分くらいで弘前市内に入る) |
この二日間、青森県バレーボール協会の会長、理事長、指導普及委員長とお話しをさせて頂いて、青森県の課題が具体的に出て来た。中学校部活に対する支援である。小学生バレーと高校バレーの間にある中学バレーを小学生そして高校生と繋げていくことが県協会の発展になるという認識である。小学生バレーの指導者たちが子供達にバレーの楽しさを指導し、次に中学校でも指導者が存在するという環境を作ることが必要だ。高校の指導者は、そのために自分の地域の小・中学バレーを支援し、協会が高校と一緒になって地域のバレーを支援するという、大雑把であるが、そのようなシステム作りを来年度からの事業に盛り込んで行ったらどうであろうか?
(待合室で乗り込む飛行機の整備を待つ。こんな大きくて重いものが飛ぶなんて、凄いことだ) |
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