2014年4月21日月曜日

Mon.April 14,2014 ベテランのアナリストが協力してくれる

午前中は、品川の海外旅行専門のクリニックにて第2回目の予防接種に行った。予防接種2回目は、狂犬病のワクチン接種だけで終了した。接種してくれる看護師さんとお喋りする時間が短く、チョット残念・・・。3回目は5/2になる。予防接種がこれほど時間がかかるものだとは知らなかった。

午後は、5年前に私が修了した大学院の高橋准教授に会いに行った。勉強不足で知らなかったが、高橋義雄先生は昨年から(公財)日本バレーボール協会の運営委員の任に就いていた。サッカー協会の組織運営にも詳しい先生と1時間ほどお話をして先生の研究室を出た。
(私は青年海外協力隊に参加するために私大を休学そして中退した。その後サラリーマン生活を続けながら放送大学で不足単位を取り卒業した。そして中年になって筑波大学大学院を修了した。2つの大学が同じ敷地の同じ建物にあるのも縁であろうか)
6年後の東京オリンピク開催は、国内各スポーツ団体にとっては成長のためのチャンスである。団体によっては、ラストチャンスになるやも知れない。20年前に日本サッカー界がJリーグ構想を打ち立てたとき、当時のサッカー協会は賛成派と反対派に2分していた。反対派を振り切ってJリーグをスタートさせたのは川淵さんと会長の長沼さんのリーダー達であった。組織は改革を繰り返して成長していく。変わることを恐れて前年踏襲では時代に取り残されてしまう。

夕方、神田にあるイタリア田舎料理店に専修大学教授の吉田さんを誘ってバレー談話をした。吉田さんは、FC東京男子バレー部の総監督も務めている。私との関係は先生が岩手県出身で私が山形県出身、つまり東北人ということで意気投合して、ここ10年ほどお付き合いしている。この日、先生はアナリスト(データ分析者)を同行してきた。過去に全日本男子やVリーグ男子のアナリストを務めた経験のあるまだ30歳代の若い方であった。

ワイン1本開けて、バレー談議はどんどん拡大していく。先生の知人の中に私の故郷の酒田市出身で先生の上司に当たるスポーツ心理学の教授がいることが判明し、少し酔ってきた先生がその心理学の先生に電話した。そして、驚いたことに、その心理学の先生は私が卒業した中学校の後輩であることが判った。更に驚いたことに、今週中に一緒に食事をしたいと申し込んできた。私にスポーツ整形外科を紹介したいと言う。私が就任するかもしれない知れないASEANのある国にそのドクターが分院を経営されているというのだ。

私は吉田先生に1つお願いした。私が赴任する国のナショナルチームのメンバーを近いうちにFC東京で選手として使って欲しい旨をお願いした。Vリーグには現在、外国人枠があり、1名しか登録できない。今後は世界ランキング20位以上を例えばワールドA枠として1名、ASEANなど21位以下の国にはワールドB枠として1名、チームに計2名外国人がいても宜しいのではないのか?そのことで、B枠のバレー発展途上国の選手が肌でバレーを経験して、その選手を通して母国にレベル向上をもたらすのではないかと考える。そのためには、外国人の登録システムを変えて行かねばならない。

バレーボールを日本だけで考えずに、少なくともアジア全体でバレーボールの強化と普及を考える時代ではないかと私は考えている。日本サッカー協会は今年初めに既にベトナムの選手を獲得した。このことでベトナムのメディアは連日その選手の日本での活躍を報道する。スポーツにおける人的交流はそのスポーツの強化普及だけではない。国と国との交流にも発展していく。そこに両国の経済や政治も無縁ではない。 



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