2011年8月20日土曜日

8/14(日) FIVBコーチコース 第7日



 本日で、受講7日目。講習期間もやっと半分まで来た。4年前に日本体育協会上級コーチ講習会を受講した時でさえ、4日間であった。朝8時には体育館に行き、衣類を洗濯機に入れ、集まってきた若い受講生を捕まえては対人レシーブで軽く体を動かす。8時半から講義が始まり、12時半に終了する。昼食を採るために宿に戻る。食べ終わったら、すぐさま体育館に戻り、2階にある和室に入り昼寝をする。午後2時から実技。実技には日本体育大学女子バレー部員の21名がモデルを務めてくれる。
 大和南高校から進学している丸山も2年生で合宿兼講習会モデルに参加している。きょうの休み時間に彼女を主任講師の足立さんのところに呼んで、大学を卒業したら、海外のクラブチームでやってみる気はないかどうか尋ねてみた。彼女は、にこにこしながら「さあ・・・」と言って現実的な話として捕らえられないようだ。主任講師の足立さんは、私に海外コーチでトルコに行けばとそそのかしている。トルコという国は地域的には欧州に属している。女子バレーのレベルは全日本女子と遜色ない。なんでも、基本をしっかりと指導してくれる日本人コーチの要望が高いということだ。
 私が、2年後位に先にトルコのクラブチームの監督に就任して、彼女をリベロで呼び寄せることも可能だ。しかし、そんなことをしたら、彼女のお母さんに私がこっぴどく怒られるに違いない。彼女のお母さんとは、ロス金メダリストの丸山由美さんである。旧姓、江上さんと言った方が思い出す方が多いと思う。いずれにしろ、若い日本人のコーチが海外で活躍できるような環境を作ることが、私の役割と心得ている。

(画像は、中国からやってきたインストラクター(講師)のMr.ザオ。日本体育大女子バレー部員をモデルに台に連続して跳び乗ったりするプライオメトリックトレーニングを行っているところ。南京市にある大きな大学の教員を務めていた人で、南京市バレーボール協会の理事長を務めている。大学のチームとクラブチームの総監督でもある。そのクラブチームからは2m台の男子選手を4名ナショナルチームに送っているとのこと)

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