2011年8月23日火曜日

8/19(金) FIVBコーチコースin新潟 第12日目

 午前中にペーパーテストを受けた。問題は、FIVBの歴史・組織・ルール・初心者指導・医学・科学・指導法・体力トレーニングから幅広く出された。問題も解答も全て英語である。解答は3択なので正解の確率は33.33・・・%である。辞書持ち込みOKであるが、質問文の理解に結構時間を費やした。まるで、英語の試験である。
 難関のペーパーを終えた午後からは実技試験である。まず、サービスを5か所に計20本入れなければいけない。過去にアメリカ女子チームの監督を務めた吉田敏明さんも19本であったということで結構難しい。ゾーンの区切りが四角で区切らていなく、三角形であるところが視覚の錯覚(「しかくのさんかく」という、ここはおやじギャグ)を引き起こし難しくしている。私は、17本であった。次は2段トスを左右交互に20本上げるテスト。最初は調子良いのであるが、15本目あたりから汗でボールが滑ってコントロールがぶれてきた。その次は、ネット際でのトスでA,Bクイックのトスを手で下から交互に上げる。スパイカーは日体大生である。更にはAクイックを囮にした時間差のトス、Bを囮にした時間差トスを上げる。ここは、学生のサポート・・・否、私への介護精神でまずまずクリアした。最後に、3人レシーブであった。始める前に、学生3人にコート中央に集まってもらい、私の球出しの要領を伝え、握手してからスタートした。私のトスが低いときは近距離でのレシーブ、高いときは後方に更に下がってからのレシーブとゲームライクに行った。床に直接ボールを打ってブロックワンタッチの状況を作ったり、コート後方にワンタッチの状況でボールを飛ばしたり、ネットボールの状況を作ったり、結構パフォーマンスの評価は高かったようだ。
 試験を全て終了して、少し心が軽くなった。夕方にフェアウエル・パーティが催された。夜には、私達の部屋に講師のお二人を招いてささやかに二次会を開いた。どこから聞いてきたのか、受講者の10名ほどが部屋に集まってきて、また酒宴となった。講師には11時にはお帰りいただいたが、残った受講生達で、この夜は深夜2時までバレー談義が続いた。

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