2011年8月31日水曜日

8/27(土) 相模女子大に行く

 神奈川県高校女子バレーを、ここ10年以上に渡って牽引してきたのは川崎市立橘高校と県立大和南高校の2校。その大和南女子バレー部をゼロから作って全国区常連にした監督の飯塚博之先生が退職を1年前にして、相模女子大学のバレー部監督に就任した。先生は、まだ地方公務員なので監督としてのお手当は頂いていない。ボランティアである。高校のチームの監督の座は、1月の春高バレーを終えて、コーチの井上先生(日体大OB)に譲っている。今日の午後に、以前から誘われていた相模女子大を訪問した。
 相模女子大は日本の私学女子大学として4番目に古い総合大学である。今年で111年目になる。小田急線の相模大野駅から歩いて12分くらいで大学の正門が見えてくる。正門には受付がある。受付で名前を言うと、事前に届け出があったようで「お待ちしています」と受付の初老の男性が頬笑みながら入校バッジをくれた。伝統的な建物と新しい校舎が混じりながら林立している中を10分ほど歩いて行くとバレー部の掛け声が聞こえてきた。
 玄関から真新しい体育館に入っていくと、飯塚先生が、やっと来たか待っていたよ、のような顔で出迎えてくれた。9名ほどの学生が私を見つめている。部長の田中先生を紹介してくれた。飯塚先生の出身大学である順天堂大学の先輩であったことが分かった。しばらく田中先生から新しい体育館の作りの悪いことや体育館施設業者への不満を聞いていた。
 学生達には、英語で自己紹介を行った。FIVBの講習会以来、英語を話すことは苦痛ではなくなっていた。相手は女子大生だから英語でいいだろうという軽い気持ちであった。
 練習後に、いつものように近くの居酒屋に先生と一緒に入った。2時間ほどそこにいたろうか、飯塚先生と青森インターハイ以来1カ月ぶりにお酒を傾けながら、最近のお互いの近況を語り合った。
 明日は、JVA指導普及委員会主催の指導者研修会に出かける。

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