2011年12月3日土曜日

12/2(金) World Cup men 10日目

大会も、あと2試合を残すのみとなった。今夜の日本の相手はロシアであった。結果はストレート負け。敗因はいつも同じ。植田監督自身が次のように分析している。サーブのミスが多い。精神的スタミナがない。そこまで分かっていて、3年前の北京オリンピック以降、対策が打てていないのはなぜであろう?
 今回の大会の成績は、出場12チーム中10位以下は確実だ。ワールドカップ過去最低の成績であろう。開催国の権利で、日本の試合時間は唯一18:30からのゲーム開始という最高のコンディションの中でこの成績とは情けない。少なくとも、あと2ゲームは勝ちとり、8位は確保できたと思う。
 サーブのミスであるが、ミスの内容が悪すぎる。ネットの中央にサーブをぶつけてしまうというようなミスを全日本の選手がやっていいのであろうか?勝負するサーブでもライン際でかろうじてアウトになる「ナイス・ミス」であれば、相手のジャッジミスも誘発できる。ここは、サーブで勝負ではないという場合は、コントロール・サーブというスピードを抑えて、フローターに切り替えて、コントロール重視のサーブでレシーバーの間やクイッカーの前に落としたりして、相手アタッカーのアプローチ(助走)のタイミングを崩すことを考えるべきだ。
 男子強化委員会は、今回の大会成績をどのように総括するのであろうか?

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