夜の7時頃か、自宅で風呂に入り、下着姿で部屋の中をうろついていた。家族は、夜遅くでないと帰ってこない。その時。ピンポン!とチャイムが鳴った。玄関に取り付けられているカメラで人物を確認してみると、妙齢の女性が立っている。(「妙齢(みょうれい)」とは、若くて美しい女性のことを意味する)。はて、1週間に1回ほど見えるヤクルトの販売お姉さんかなと思って、「家内は今いないんですが・・・」といつものように言おうと思っていたら、「かつしかクラブのものです」という声が聞こえてきた。
かつしかクラブとは、先月から私がアドバイザーを務め始めた船橋市のママさんチームである。今月の2日から4日まで福岡県での第1回全国ママさんバレー冬季大会に千葉県代表で出場して帰ってきたのだ。下着のままの私は大慌てで着替えて玄関のドアを開けた。確かに見覚えのあるチームのセッターだ。しかし、いつもの練習時のすっぴンではなく、勤め先からの帰りであろうか化粧している。不覚にも、ちょっとドキドキしてしまった。
彼女は、ご丁寧にも私にチームからのお土産を持って来てくれたのだ。次回の練習時でも渡してくれれば良かったのに、ご苦労様なことである。
彼女が帰って、洗面所の鏡を見たら、風呂あがりそのままの髪の毛が針山のように四方に突っ立っていた。服装は、大慌てでそこらへんのものを引っかけて着たにもかかわらず、小ざっぱりしている。しかし、何たる不覚、髪の毛は昔コメディTVで観たアルファルファ(古い!)か最近で言うとパパイア何とかという振付師のようであった。
(画像は、お土産の博多西洋和菓子。バターの風味が効いてコーヒーに良く合う)
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