2012年2月10日金曜日

2/6(月) アテネ・フランセで英会話受講



 新しいことを始めるときには、いつも緊張感と高揚感がある。眠っていた脳神経細胞が起きだして、ニューロンを伸ばして活性化し始める感じだ。

 20年近く前に、フランス語をしっかりと文法から再学習しようと勤務先近くの語学専門学校アテネ・フランセに1年間通っていた。今回は英会話初級クラスを選択して毎週月曜日の夜2時間通うことにした。

 目的は、来週からスタートするAmericanスクールの子供達へのバレーボールの指導を正しい英語で行うためである。現在、子供たちの数は13名で、全て中学生女子である。

 例えば、「集合!」を正しくは何というのか?辞書的に訳してもダメだろうなということは想像できる。フランス語であれば”Venez ici”なんだが、英語でも”Come here”だけでいいのかな?と色々考えてしまう。先日、アメリカの大学を卒業した友人に聞いてみたら「私のコーチは、指笛をピューと吹いて集合させていたわね」と、非常に個性的な集合のありかたを紹介してくれた。しかし、初対面で映画のように「ピュー!」というわけにはいかない・・・。

 そこで、専門学校の教師の出番というか、活用がある。高い授業料を払っているのであるから、これくらい聞いても良いだろう。

 英会話クラスの受講者は、3人であった。月曜日の夜は学習の時間にはふさわしくないのであろうか?しかし、我々には人数が少ない方が会話が多くなるのでラッキーである。NHK勤務の60歳代の男性とチョコレート関係の30歳前後の女性が私の仲間である。これから3月までの16時間一緒に学ぶ。

 2時間後、学校を出て、1人で御茶ノ水駅に向かった。歩道を歩いている人達の日本語の会話が英語的に聞こえたのには驚いた。早速、2時間の英会話漬で、私の脳が英語脳になったらしい。しかし、駅に着いたころには、日本語が日本語としてクリアに聞こえてきた。電車の中では、なるべく英語で考え事をした。周りの人に迷惑がかからぬ程度に、今夜から英語で考え、英語を積極的に使って行こう。


(画像は、教室で使うテキスト。最近のテキストはカラーの写真が多く、綺麗で分かりやすい。DVDも付いている。20年前のフランス語のテキストはモノクロで絵もイラストであった。隔世の感がする)

0 件のコメント: