JR千駄ヶ谷駅から歩いて10分のところに日本青年館がある。お隣には神宮球場が見える。青山学院大学も近い。3年前までは、この時期、翌週の20日から春高バレーが開幕される時期でホテルと会議室を持っている日本青年館は人々でごった返していた。
午前中に理事会、午後に代議員会(総会)が開催された。役員人事では、大きな交替はなく、競技、指導普及、審判規則の各委員会委員長が新たに委員長兼務のままで副理事長に昇格した。副理事長はこれで計6名となった。多忙な理事長を副理事長で補佐して行こうということだ。
私は、今までソフトバレーボールの組織運営を「愛好者目線」と「地域活性」の視点で行ってきた。副理事長を拝命したこれからは、もう一つの視点を加えることにした。それは「経営」である。我々のようなボランティア組織、非営利団体の「経営」とは、つまり「財源基盤の安定化」である。
会場内での懇親会の後、親しくして頂いている東日本の県連盟理事長さん達中心に12名ほど、駅前のお蕎麦屋さんに二次会を誘った。小さな店内で体が触れ合う距離で互いの県の課題を出し合い意見交換した。
このあと、飛行機や新幹線、夜行バスで日帰りする人、もう一泊して、東京近郊に住んでいる大学生のお子さんや嫁いだ娘さん、お孫さんお顔見てから帰る人、それぞれ千駄ヶ谷のホームで再会を約束して別れた。
皆さんとの会話の端々に、新たに副理事長に就任した4人に対して期待していることは相当大きい、ということがうかがわれた。1期2年で期待に応えられない場合、私は退任する。この2年で変わらなければならない。まず、私が変わらなければ私の周囲も変わるはずがない。具体的には、私の責任範囲の審判規則委員会を益々活性化させていく。幸い、理事会、代議員会での評価は高かった。しかし、同じ連盟内の過去との比較だけでなく、他の協会、連盟組織の委員会活動とも比較、学習しながら活動を推進させることが肝要と考えている。
各委員会のメンバーが進化していけば、委員会が変わる。委員会が変われば、連盟も変わる。そう信じている。
蕎麦湯割の焼酎が美味しい彼岸前の夜であった。
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