2013年3月12日火曜日

Tues.March 12 除染の現実

東北には親族がいる。多くのバレーボール仲間がいる。福島第一原発の事故により放射性物質で汚染された人口約6万人の伊達市では除染が終わらない。仮置き場ができて除染は進んだが元の線量には基準が厳しく達成できない。仮置き場から中間貯蔵施設もこれから作らなければならない。

バレー仲間の梅津さんは伊達市の職員として連日防護服を着用して除染に携わっている。もう一つの顔は、県ソフトバレーボール連盟の理事長だ。また、日本ソフトバレーボール連盟審判規則委員会の副委員長としても私達と共に任務に着いている。

倒壊した立てものは、いつか立て直すことができる。しかし、汚染された土地にいつ戻れるかわからない。戻れる日がきたとして、そこで生活を営むことができるかわからない。子供達と親たちは、放射性物質を怖れて戻ってこないであろう。高齢者だけ戻っても地域は形成できない。

国と県と市の連携も良くなさそうだ。

こんな時程、政治家の出番である。厳しい生活を余儀なくされている被災された方々の視点で優先順位をつけて対応していただきたい。

梅津さんからメールがきた。今週末の全国代議員会には残園ですが出席できません、とのことであった。

0 件のコメント: