12月は忘年会の月である。昼ご飯を食べる時を忘れても、忘年会の開催日は忘れない。
今夜は、全国出場を目指すママさんチームの忘年会が北習志野駅の近くのお店で開催された。宴もたけなわの頃を見計らって、私のほうから「他己紹介」をお願いした。このチームのコーチを引き受けてまだ半年ばかりなので、まだメンバー1人1人の性格を十分把握していない。そこで「自己紹介」でなく「他己紹介」、つまり第三者がある人を紹介するゲーム的なことを思いつき、お願いした。
ルールは、紹介する対象の人の良いところ、長所だけ紹介するということ。長所だけ言うのだから、言われるほうも悪い気はしない。言うほうも、その人の長所を探す努力をすることで改めてその人の長所に気づく。人間関係がもっと良くなるのではないかな、と始めた。結果、自分の長所を褒めてもらった人も、人の長所を褒めた人も、皆いい顔になって閉会した。
どんな人でも、良いところがある。100の内、99が悪くとも、残りの1が良ければそれを認めることで人間関係は良くなる。人はそういうものだと私は思っている。悪いところを探してそれを肴にして話題にしても何も改善されない。それよりも、その人の良いところをもっと発揮していただいたほうがチームにとってはありがたい。
仲間の長所を皆で認め合うことは楽しい。そのような場を作ることもリーダーの仕事である。
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