2015年4月16日木曜日

15,April 2015 全日本女子はブラジルに遠征・・・我がチームは果たして隣国に行けるのかな?

バレーボール全日本女子の真鍋監督が本日、記者会見しました。

真鍋監督は2位までが来年のリオデジャネイロ五輪出場権を得る今夏のワールドカップ(W杯)に向け「再度、世界一にチャレンジする」と意気込みました。
(リオデジャネイロのコルコバード丘の上にある巨大なキリスト像。高さ39.6メートル。クリスチャン人口が80%を超える
ブラジルのキリスト教のシンボルです。2012年に世界遺産に登録されました)
リオ・オリンピックに出場する機会は、今後3回あります。まずは、今夏日本で開催される「ワールドカップ」。日本チームは、開催国ですから予選を経なくとも出場できます。この大会で2位以上がオリンピックへの出場権を得ます。

2回目のチャンスである5大陸予選会は来年早々に行われます。そして、世界最終予選会。各大陸予選会落ちの国々がFIVB国際バレーボール連盟ランキングも加味されて最終予選会に出場し4チームが決まります。開催国のブラジルと合わせて計12チームが本番に出場します。

ワールドカップには、オリンピック開催国であるブラジルが出場しない場合もあります。この点については、公式発表を待ちたいと思います。出場してもその成績はオリンピック出場権とは関係ありません。例えば、ブラジルが2位になった場合、3位のチームが2位に繰り上がるということになります。

しかし、下衆の勘繰りですが、その場合にプレッシャーのないブラジルは、色々なことを試すことができます。そのことが、他のチームの順位にどのような影響を及ぼすか、想像できますね。従って、ワールドカップには、ブラジルは出場できないような大会規則になると思います。

ブラジルが出場しないワールドカップであれば、開催国日本にとって2位以上に入るチャンスは大きいです。USA、中国、日本、ロシア、ドミニカ、イタリアの間でメダル争いになるでしょう。日本が2位以上に入れなくとも、アジアの中国が2位以内に入れば、日本はアジア予選では優位に戦えると思います。

いずれにしろ、日本女子代表は6月にブラジルに遠征することが決まりました。五輪直前合宿候補地のサンパウロ州モジダスクルゼスで練習後、リオデジャネイロでは五輪で使われる会場でブラジルと親善試合で対戦する予定です。

世界ランキング2位のブラジルと練習試合を行い、オリンピック本番の会場でも親善試合を行う日本女子の計画は素晴らしい。日本バレーボール協会強化委員会もよくぞここまで決断したと思います。日本バレーボール界の一番の強みは、いまのところ全日本女子チームです。手綱を緩めず、世界一になるために世界一の対策を講ずるべきです。

翻って、我がカンボジアチームの強化は、いまのところ国内合宿だけです。国際経験が全くない我がチームには、是非にとも国際親善試合の経験が必要です。5月には、やっとそれが実現しそうですが・・・果たしてどうなるか・・・。実現できない場合は、プランBとして国内のクラブチームとの対戦を考えています。


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