カンボジアの選手達に一番不足しているのは、国際試合の経験です。
この国に来て、最初にやったことは、なぜカンボジアのナショナルチームが東南アジア大会万年最下位なのか調査しました。バレーボール連盟役員に会ったり、国内のゲームを観戦したり、過去の資料をインターネットで探しました。
原因は、友好試合も含めて、国際試合をまったくやっていなかったのです。理由は、遠征費がないから、ということでした。遠征費が無ければ、遠征費を捻出するための連盟の努力が必要です。どうも、その努力が希薄なようです。
明日の初戦は、くじ運に恵まれて、17年ぶりに国際大会に復帰する開催国であるシンガポールと行います。この試合では悪くとも3-1で勝利して勝ち点3点を得たいと思っています。
今回の大会でのカンボジアの目標は最低でも1勝して万年最下位からの脱出とグループ内で2勝してベスト4進出。そして、選手達の国際大会での経験値を上げることです。1試合ごとに逞しくなっていくことを期待しています。そのためには、選手たちにはトップの試合も沢山見せます。高級ホテル(ツインで一泊1名2万円)でのマナーも覚えてもらいます。
いよいよ、スタートです。
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