2015年6月13日土曜日

12,June 2015  完敗でした(25-14,25-22,25-18)

相手が強い訳ではなく、我々が弱かったのです。

私は、相手が強ければ強いほど燃えるタイプの人間です。燃えるからと言って、だからと言って必ずしも相手に勝つわけでもありません。負ける場合がほとんどです。しかし、大事なのは負け方です。勝敗に負けても、闘争心は負けたくありません。

「臥薪嘗胆」という中国の故事から生まれた言葉があります。試合中に、戦っている最中に諦めてはいけません。諦めるのは、試合が終わってからです。今夜のベトナムとの試合中に全ての選手達は相手にリードされて床を見つめていました。声も出していません。相手にリードされたのは自分たちのミスであり、相手のファインプレーではありません。自分たちのミスは、自分たちの努力で削減することができます。

カンボジア人の弱さを今夜は初めて見ました。諦めが早いのです。普段は陽気なのですが、いざ自分が逆境に陥ると諦めが早いのです。仲間を励ますという習慣は、この国にはありません。自分のことで精いっぱいなのです。”One for All, All for one" というラグビー界の有名な言葉をある時、選手達に言いました。彼らは、理解できなかったようです。

諦めが早いということは、立ち直りも早いようです。試合に敗退して2時間後にホテルに戻って夕食時には、いつものお代わり3回の彼らに素早く立ち直っていました。私としては嬉しいような哀しいような・・・まあ、ジメジメしているよりは私は好きですね。

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