2015年6月19日金曜日

17,June 2015  プノンペン市に戻りました

夕方のシルクエアー便(チャーター便)で、カンボジアの首都であるプノンペン市に戻りました。

プノンペン空港には、多くの市民が我々選手団を待ち構えていました。出口を出る前に、カンボジア・スポーツ省の大臣が選手一人ひとりに一輪のチューリップの花を手渡して我々を出迎えてくれました。なかなか粋な計らいです。

最初に出口を出たのはカンボジアに唯一の金メダルをもたらしたセパタクローの選手達です。彼らの顔は誇らしげです。出迎えたメディア、友人、ファンの人達も歓声をあげて大喜びです。後方の列から、私もそれを見て、2年後には必ず私の選手達にもメダルを首に下げさせて、その時には完成しているであろう新空港の出口から出ようと決意を新たにしました。

出迎えの車に乗る前に、私だけ地元TV局のレポーターに呼び止められ、質問されました。目の前にTVカメラがあるというのは、話しにくいものです。質問は英語でしたのでよく理解できました。質問の内容は、今回出場した感想、2年後に向けた抱負でした。次のように答えました。

「今回のSEA Gamesで選手達は良く頑張りました。1試合ごとに選手達の技術レベルが向上し、連携もスムーズに行きました。結果は、今までの最下位常連から出場国8ヵ国中、5位という過去最高の成績でした。課題は、国際試合の経験を積んでカンボジア国内のチームにはない高さとスピードのある高度なバレーボールに馴れるということです。優勝したタイや準優勝のベトナムとカンボジアのチームのレベルには、まだ大きな開きがあります。しかし、国際経験を積むことで、これからの2年間でその差は必ず埋まります。2年後のマレイシア大会では決勝進出を目指します」

日本語ですと、上のようになるのですが、英語ですと知っている限りの英語だけで簡潔に述べていますので、ほんの3分間ぐらいのインタビューでした。

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